株式投資

【高配当株投資】中部電力(9502)の配当金と業績分析

中部電力 配当金 分析

この記事は、
「中部電力(9502)」に関する高配当株投資先としての分析レポートです。

中部電力への投資を迷っている方はご参考にしてください。

中部電力の事業領域

同社は電力大手で、中部地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県)に電気を供給しています。2020年4月に販売、送配電、発電が分社。浜岡原子力発電所は3基とも停止しておりますが、販売部門は首都圏へ進出、火力発電は東電と統合する等他事業者との協業が盛んです。

電力 売上高 比較
2019年度電力大手の売上高比較

中部電力の売上高は業界第3位ですが、2020年の分社化に伴い、電力業界は益々変動しているため今後の業界全体の動きには注視が必要です。

中部電力の配当状況

中部電力の配当利回りは3.66%(2020年3月の実績値)と言われており、高配当株投資の投資先としては高水準とまでは言えませんが、生活インフラである電力会社で3%以上の配当利回りがあるのは嬉しいですね。

中部電力 配当金の推移

更に、2020年度3月の決算発表では、年間配当を1株あたり50円としており、ここ数年は増配が続いております

中部電力の営業利益率

営業利益率が10%以上あれば優良企業と言われておりますが、中部電力はどうでしょうか。

中部電力 営業利益率

営業利益率は5%前後を推移しており、目標の10%には遠い数字となっております。
ただし、電力事業の特性上、あまりに営業利益が出ていると電気料金の見直しとなりますので営業利益率が10%に達していないのは気にしすぎる必要はないかと思います。

電力業界で2019年度における営業利益率がトップの企業は関西電力で6.5%

中部電力の自己資本比率

自己資本比率がは、一般的に30%あれば悪くなく、40%以上あれば安心と言われておりますが、中部電力はどうでしょうか。

中部電力 自己資本比率

このように、例年は自己資本比率が30%を超えており、自己資本比率が高く優良企業であると言えます。

中部電力のROA・ROE

ROA(総資産に対する利益率)は5%以上、ROE(自己資本に対する利益率)は10~20%であれば優良企業と言われておりますが、中部電力はどうでしょうか。

中部電力 ROA ROE

ROAについては例年大きく5%を下回っておりROEは2019年度こそ8.9%ではるものの、近年は大幅に10%を下回っているといった状況です。

中部電力の株主還元に対する意識

中部電力のHPでは以下のとおり記載があります。

株主還元については、重要な使命と認識し、安定的な配当の継続を基本としながら、利益の成長を踏まえた還元に努め、連結配当性向30%以上を目指してまいります。

https://www.chuden.co.jp/ir/ir_siryo/kessan/

中部電力は上記のように明確に「利益成長に合わせて増配すること」を明示しておりますので、利益が出ていれば増配となる可能性が高く、株主還元に積極的であると解釈することができます。

したがって、中部電力の利益成長をしっかりと把握しておくことが重要だと言えます。

実際の配当金受領実績

中部電力の配当時期は上期が6月(前年下期分)、下期が12月(当年上期分)です。

私は同社の株を計1,000株を保有しており、2020年6月に上期の配当金を受領しております。

配当金の受領実績は以下のとおりです。

1,000株保有 2020年下期の配当金が25円
⇒1,000×25円=25,000円(税引後19,922円

まとめ

これまで、中部電力の配当金や企業分析について記載しましたが、これから同社への投資を検討される方は次のポイントを押さえておけば良いかと思います。

● 近年は増配が続いている
● 利益成長がある限り今後も増配の方針
● 業界は自由化、分社化と変動が大きいため業界内の動向に注視しておく必要がある

以上、皆さまのご参考になれば幸いです。

ABOUT ME
でんけん
旧帝大卒/大手インフラ企業に7年勤める1児のパパ/「良い大学に入って良い企業に入る人生=幸せ」の1歩先を目指しています。”サラリーマンを楽しみつつ継続自己投資”がモットーです。