高度経済成長時代から日本に長く続いた終身雇用・年功序列の概念が崩壊しつつあり、
『いつクビになるかわからない』
そんな時代になりつつあります。
✔ リストラ後方にはなりたくない
✔ リストラされないために心がけておくことはある?
そんな疑問や不安がありませんか?
✔ リストラされる人の特徴
この記事を読んで、リストラされる人の特徴を把握し、自分と照らし合わせて考えてみましょう。
この記事を書いたのは私です。
✔ 大手インフラ企業7年目社員
✔ 人事部での経験あり
●リストラされたくない社会人に読まれている記事はこちら
リストラが起こる基準を把握しておこう

そもそもリストラが起こるのはなぜでしょうか?
リストラとは、正式にはリストラクチャリング(re-structuring)といい、企業があらゆる環境の変化に対応し、事業構造を再構築することを指します。
事業構造の再構築における手段としては、世間的にイメージされる「人員整理」だけでなく、収益性の高い事業に投資を集中させ、逆に収益性の低い事業を売却したりすることがあります。
その中で、社員の人員削減をする必要があると経営陣が判断した場合に、いわゆる「クビ」が敢行されてしまうわけです。
「リストラ」は、企業を再生させるための一つの手段ということです。
リストラされる人・リストラ候補になりがちな人の特徴

それでは、リストラの対象となりやすい社員の特徴とはどのような特徴があるのでしょうか。
リストラ候補にならないために、自分に当てはまる部分が無いか要チェックです。
①目立たない人
社内で目立たない人はリストラ候補に挙がる可能性が低くありません。
目立っていないと、上層部から「必要な人材」とされないからです。
目立たない部署に在籍している
声が小さい
目立たない人は他人への自己アピールが苦手だったり、アピールしづらい部署に所属していることが考えられます。
良い意味で「目立つ」ためにも、自分の「成果」や持ち合わせている「能力」が、上司やそれ以上の人に伝わっているか?
ということを考えながら会社生活を送ることをおすすめします。
②反抗的な人
反抗的な態度を示す人は、上層部にとって悪印象を持たれることで、リストラ候補に繋がる可能性が低くありません。
不満に思ったら相手の話を聞かなくなる
上司や同僚を下に見ている
ここで挙げたように、頻繁に反抗的な態度を取る部下が居たらあなたはどう感じますか?
部下として扱いづらいと感じるのではないでしょうか?
先に挙げた、「目立つ」という観点で、ある程度自分の意見を主張したりすることで自分の存在感を示すことは大切です。
ですが、「悪目立ち」するほど自分の考えに固執したり、相手を下に見た態度を出すことは、周囲に悪印象を与えますから気をつけたいところです。
③職務態度が悪い人
ここで言う「職務態度が悪い」とは、真面目に仕事に取り組んでいなかったり、サボり癖があるといったイメージをしています。
業務時間中の休憩・離席が多い
仕事の合間にスマホを見ている時間が長い
上層部がリストラの候補者を選定するにあたり、これまでに挙げた
- 目立たない
- 反抗的
といった性格的な特性よりも、勤務実態として把握できる上記の観点の方が決定的な理由になりやすいです。
したがって、遅刻欠勤が多かったり、仕事中サボりがちな人は真っ先にリストラ候補にされる可能性が高いことが考えられますので、まずは自身の勤務態度を見直してみましょう。
やむを得ず遅刻や長時間の離席をするときは、上司にきちんと報告することも大切ですね。
④職場での人間関係が良くない人
職場での人間関係が上手に構築できていないと人事的な評価も低くなる傾向にあります。
というのも、人事評定では職場の人間関係を良く見ており
- 周りをよく気にかけていて信頼されている
- 積極的にコミュニケーションを取り、職場の雰囲気を明るくしている
などといった高評価をされることもある一方で、
- 自分の仕事が終われば周りを気にかけずに帰ってしまう
- 自らコミュニケーションを取る姿勢はなく内向的
といった評価がされてしまうと、どうしてもリストラ候補に上がってしまいます。
上司や同僚から嫌われている
悪い噂が多い
また、人間関係が良くないと、上司や同僚から嫌われ、良くない噂も広まるようになることも。
会社は狭い世界ですから、良い噂はすぐに広まりますし、悪い噂も同じようにあっという間に広まってしまうのです。
⑤役職相応の成果が出せない人
役職が付いている人は、役職に見合った仕事の成果を出さないとリストラ候補になってしまうでしょう。
役職者にはそれに応じた賃金が払われているはずです。
成果を出さない高賃金者は、経営を立て直すと言う観点から1番はじめに目をつけられるのは当然ですよね。
部下をマネジメントできない
役職が変わっても働き方が変わらない
役職がついて成果が出せなくなる人には共通して「マネジメント力」が無いことが原因として考えられます。
仕事のスキルや作業スピードが優れていても、部下を上手に使って成果を上げられないといけないのです。
⑥仕事に後ろ向きな人
仕事に対して受け身の姿勢であったり、振られた仕事を断ったりしていると、会社に貢献する意欲が無いと見られてしまいます。
変えることを恐れている
分からないことをそのまま放置する
会社という組織は会社のために働く人を必要としています。
仕事に対しての積極性が無ければ、当然リストラ候補に上がってしまうでしょう。
⑦協調性が無い人
協調性が無い人は「組織のための行動ができない人」とみなされ、人事的評価が低くなりリストラ候補になる可能性があります。
飲み会やイベントを平気で断る
時間にルーズ
協調性が無い人は自分本位であることが多く、組織のための行動ができないと見られます。
最低限の付き合いや関係性は大切にした方が良いですね。
リストラ候補にならないために自分の市場価値を知ろう

✔ やっぱりリストラされないか心配
✔ もしリストラされたらどうすれば良いの?
実際のところ、リストラをされるかどうかは自分には決められません。
ですから、万が一リストラされても生きていく力をつけておくことが必要です。
生きるためには仕事を見つけなければいけないと考えると、大切なのは転職力です。
ここでは、自分の市場価値を知る方法についてご紹介します。
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同じ会社に長く働いていると、自分の市場価値なんて分かりません。とはいえ転職を考えていないあなたにピッタリなサービスがあります。

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②パソナグループの幅広いネットワークが強み
③得意な業界/職種は次のとおり
【得意な業界/職種】
■IT・通信・インターネット
■メーカー(機械・電気・電子)
■医療・福祉医療
■営業
以上、リストラされる人の特徴についてご紹介しました。
少しでもリストラされる可能性を小さくして不安のない生活を送りましょう。
