出産・育児

【立ち会い出産を経験をしたパパが教える】夫から見た出産当日の流れ

長い長い妊娠時期が終盤に差し掛かり、「もうすぐ出産予定日だ」とソワソワしている世の中の旦那さんへ向けて、立ち合い出産を経験した私が出産当日の記録についてご紹介します。

この記事を読めばわかること

● 立ち合い出産ってどんな流れ?
● 何か気を付けた方が良いことはある?
● 立ち合い出産はどうだった?

出産当日の流れ

まずは、私が実際に経験した陣痛が起こってから出産するまでの”リアルな流れ”について紹介します。

陣痛が起こり、出産予定の病院へ向かう

深夜0時過ぎ

妻の下腹部に3~5分間隔の痛みがあり、さらには破水したため、出産予定の病院に電話しました。
その日は出産予定日の8日前ではありましたが、「それではすぐに来てください」と言われたため、妻を車に乗せて病院へ向かいました。
(深夜ですが、ドキドキで胸が高鳴り眠気は吹っ飛びます。)

病院に着いたら

深夜1時頃

病院へ到着するとすぐに、簡単な検査を受けて陣痛室へ入ります。
検査したところ、特に問題はないこと、現在の子宮口は2センチであること(子宮口が約10cmになれば分娩室へ向かうことになります。)を伝えられました。
また、この病院では2名まで立ち合いが可能でしたので、妻のお母さんと合流します。

陣痛室にて

序盤(AM2時~5時)

妻とお義母さんと3人で痛室へ入ります。
陣痛室は6畳程度の個室で、この病院には陣痛室が4部屋ありました。
ここから、分娩室でのお産へ辿り着くまで長い道のりが始まります。
陣痛が始まっているため、次の流れの繰り返しです。

陣痛が来て妻の腰をさする(30秒) →陣痛がおさまる(5分) →陣痛が来る(30秒)

陣痛がおさまっている間は束の間の終息といった感覚です。
腰のさすり方は助産師さんが教えてくれます。やり方を真似しましょう。

Ken

終息の時間はお義母さんも私もウトウトしそうになります。

中盤(AM7時頃)

お腹が空いたこともあり、お義母さんと自分たちの朝食を買いに病院内の売店へ。
(妻の食事は入院代に含まれています)
陣痛感覚はこれまでと大きくは変わりませんが、たまに感覚が短くなります。

終盤(AM10時頃)

帝王切開になることも想定し、妻は血液検査、心電図検査、レントゲン検査を受けます。
子宮口の開きが思うように進んでおらず、徐々に陣痛誘導剤を点滴に混入させ、子宮口の開きを促進します。
陣痛誘導剤の効果はてきめんで、妻の痛がりは増し絶叫。陣痛が押し寄せる間隔も次第に短くなり、“痛みがおさまったと思ったら次の痛みが来る”といった感じです。
この時は既に休息の時間は無く、陣痛で絶叫する妻を、お義母さんと汗だくになりながら腰をさすることの繰り返しです。

Ken

助産師さんから、深くゆっくり呼吸をするように言われたため、3人で「ひっひっふー」のリズムを繰り返しました。

分娩室にて

PM14時頃
入院してから約13時間経過

陣痛室で先生による検診の結果、とうとう子宮口が10センチと全開し、赤ちゃんの頭にも触れるようになったため分娩室に入りました。
妻は分娩台へ、私とお義母さんはその横に座ります。
妻は終わりが見えてきたせいか、陣痛室の時より良い顔をしていました。
ただ、分娩するには思い切って強く”いきむ”必要があるためそれはそれで違った辛さがありそうです。
ドラマでよく見るシーン、妻の一生懸命な姿に涙が出てきます。

分娩室でいきみ続けること30分…

「どぅるん」と待望の赤ちゃんが産まれました👏👏
母子共に健康で産まれてくることができて良かったです。

立ち合い出産をするときに気を付けること

立ち合い出産をする夫として、心の準備はもちろんのこと、当日までに気を付けておくべきことについて述べます。

出産予定日が近づいたら晩酌をやめよう

車で病院に行く予定をしているのであれば、陣痛がいつ来ても良いように飲酒は控えましょう。
仕事や飲み会など、どうしてもキャンセルできない用事がある場合は、あらかじめ家族に頼んでおくか、タクシーの手配方法を確認しておくと良いです。

陣痛が来た時にどのように妻を病院に連れて行くのか相談しておこう。

飲み物や軽食をあらかじめ用意しておく

立ち会い出産は長時間に及ぶこともあります。(初産の場合は特に。)
陣痛の周期が早まってくると、買い物に行くことはもちろん、自動販売機へ飲み物を買いに行く余裕もなくなります。
飲み物や軽食(ウイダーなどがおすすめ)をあらかじめ用意しておくと良いです。

出産予定日が近付いてきたら用意しておければ良いですが、もし当日になってしまっても、なるべく早いタイミングで買い物に行っておく。

最悪のケースを想定しておく

あまり書きたくはないですが、出産は命がけのため、母子に何かしらの不調が発生することが無いとは言えません。
時には意識がもうろうとしている妻と話し合って決めなければならないことがあるかもしれないことを頭の片隅に置きつつ、その時は冷静に判断できるように一家の大黒柱として最悪の事態を想定しておくことも重要です。
赤ちゃんが無事に生まれてきてくれることは幸せだと改めて感じます。

出産に立ち会ったことで感じたこと

ドラマなどでよく見る分娩室のシーンは出産におけるクライマックスのワンシーンに過ぎず、狭くて暗い陣痛室に閉じ込められ、お義母さんと一緒に妻の腰をさすったことが「私の立ち会い出産」の思い出です。

出産は、痛みが伴うことはもちろんですが、先の見えない痛みと、痛みが次から次へと押し寄せてくる恐怖が妻を襲います。
夫としてできることは正直少ないかもしれませんが、同じ時間を共有し、そばに居て”一緒に闘う”という姿勢が非常に重要だと感じました。

私自身、陣痛室で妻とお義母さんと同じ時間を過ごすことができ、生まれて来てくれた我が子を大切に育てようという気持ちが一層大きくなったことは間違いありません。