初めて車を買おうと思っている。
貯金は少ないけど、自分の車が欲しい。
遠出するためにマイカーが欲しい。
社会人になったから自分の車を持ちたい。
彼氏、彼女とドライブデートがしたい。
車の購入には、色々な理由がありますよね。
しかし、車は非常に高価な買い物です。
これまでの人生で一番大きな買い物という方もいるでしょう。
ですので、「えいやー」で買ってしまうと後悔することも・・・
車を購入した後を具体的に想像して、「それでも買いたい」と思ったら購入に踏み切ることをおすすめします。
初めて車を購入する時に考えるべき6つのポイント
購入費用は身の丈に合っているか
まず第一におさえておきたいポイントは、車の購入費用が自分の収入に見合っているのかどうか。
あまりに身の丈に合っていない車を購入してしまい、生活が苦しくなってしまっては本末転倒ですよね。
「お気に入りの車さえあれば、どんなにひもじくても構わない!」
という方でなければ、車の購入予算は年収の半分以下にするのが好ましいとされています。
一般的に車を購入する予算の目安は、年収の半分以下と言われています。
https://www.nextage.jp/buy_guide/info/20190421133652/
支払計画はできているか
車は大金が必要な買い物ですので、「一括購入」か「ローン返済による購入」かを決める必要があります。
車のローンは一般的に、銀行等の金融機関であれば年利2%~3%、ディーラーであれば年利5%~8%と言われています。
参考に、300万円の車を5年返済のフルローンとする場合で、年利3%、5%、8%の場合の支払計画について見てみましょう。
年利3% | 年利5% | 年利8% | |
---|---|---|---|
総返済額 | 3,234,360円 | 3,396,820円 | 3,649,750円 |
毎月返済額 | 53,906円 | 56,613円 | 60,829円 |
いかがでしょうか。ローンを組むと、年利3%でも23万4千円を余分に支払う必要があることがわかります。
ローンで車を購入することの損失を正確に把握したうえで車の購入を決めることをおすすめします。
維持費がどれぐらい必要か把握できているか
車を1台所有することで発生する費用(維持費)は次のとおりです。
- 自動車税(毎年)
- 車検代(2年に1回)
- 自動車保険代
- ガソリン代
- 駐車場代(毎月)
- 高速料金
他にも、メンテナンス費用としてタイヤ、エンジンオイル、バッテリー等、定期的に交換が必要なものから、不慮の事故による修理代が必要となる場合があります。
参考に我が家の実例をご紹介します。
費用 | 備考 | |
---|---|---|
自動車税 | 30,500円 | ー |
車検代 | 45,000円 | 90,000円/1年として |
自動車保険代 | 80,000円 | ー |
駐車場代 | 66,000円 | 5,500円/1月として |
年計 | 221,500円 | ー |
あくまで我が家の事例ですが、維持費として最低でも年間22万円の維持費がかかっています。この金額に諸々の部品交換が発生すると思うと恐ろしいですよね。
見た目だけで選んでいないか
「高級車に乗りたい」
「友達がカッコ良い車を買ったから」
それだけの理由で購入する車を選んでいませんか?
これまでも述べてきましたが車は金食い虫です。
「見た目が良い」だけの車は短期間で見飽きてしまい、次のような悪い点ばかりに目立ってしまうことが多いです。
- 燃費が悪い
- 機能面で不便な部分がある
- 維持費が高い
これから購入しようとする車に、見た目以外の魅力はあるのか?を自分に問いかけてみると良いでしょう。
車が無いと何が困るのか
車が欲しい理由のうち、「車が無いと困ること」を考えてみましょう。
それは、次の方法では代替できないものでしょうか。
- カーシェアリング
- レンタカー
- タクシー
- 公共交通機関(電車・バス等)
車の維持費は馬鹿になりません。私の例でも年間22万円+αの維持費がかかっておりますので、車の購入費以外でも月に2万円弱は支払っている計算になります。
あなたが車を欲しい理由は他の方法では置き換えられないか?
そんなことを考えたうえで車の購入をすることをおすすめします。
新車だけでなく中古車も視野に入れよう
車を購入すると決めた場合であっても、新車での購入が全てではなく、中古車購入も視野に入れて考えることで、次のメリットがあります。
- 新車と中古車の相場を知ることで車の購入費用について考える機会を得られる
- 欲しい車の装備は中古車でも賄うことができ、新車と比較し安く購入できる
中古車も視野に入れて見てみようという方は「Ancar」を見るだけでも視野が広がります。
以上、車は非常に高価な買い物ですので、後悔しないためにも、一度立ち止まって考えてみることをおすすめします。