▶ とにかく確実に退職したい。
▶ 上司からの引き留めに合わない退職理由を知りたい。
この記事ではこのような悩みにお答えします。
この記事を書いているのは大手インフラ企業に勤めるアラサー会社員です。
現在は人事部に所属しています。
【試用期間に辞めるのが気まずい】綺麗さっぱり辞める方法と試用期間に退職するデメリット
『もう辞めてやる』と退職に踏み切ったにも関わらず、上司からの引き留めに遭って思うようにことが進まないのはストレスですよね。
「退職代行サービス」なら即日で退職できます。→【6社の退職代行サービスを比較】労働組合が運営する3社がおすすめ
退職したくても退職できないのは「引き留め」
退職したいと思っていても思うように退職ができないケース。
それは、会社から引き留めに合うことです。
会社が人を雇うには、次のとおり様々な手間やコストがかかるのが「引き留め」の原因です。
- 採用活動
- 入社後の研修、教育
- 備品などハード面の用意
- 業務分担の見直し
このように多くの人の手間やコストがかかって働く社員に退職されると、それまでの苦労が無駄になってしまいますよね。
会社としては、できるだけ長く働いてもらうことが、以上の先行投資を回収する唯一の方法なのです。
したがって
会社はあなたの人生なんて考えることなく、会社に留まることを求めてくるはずです。
本当に親身になって退職を止める会社は無いと思った方が良いです。
苦労して採用したのに、すぐに辞めてもらっては困る。
また、新入社員の採用は苦労が多いです。どの業界も人材不足と言われており、退職した社員と同レベルの人材を見つけるのはほぼ困難と言えるでしょう。
退職した社員の補充ができない場合、職場の業務量の偏りにより労動時間が増え、連鎖的に退職する社員が出てくるなど、1人の退職はそういったリスクをも孕んでいるのです。
確実に退職できる理由はあるの?
確実に退職できる退職理由の考え方として、会社や上司が立ち入れない領域で話をすること。
これが肝心です。
確実に退職できる理由は主に次の3つのパターンが挙げられます。
- 親の病気や介護を理由にする
- 家庭内の事情を理由にする
- 今の会社とは全く異なる業界・職種への挑戦を理由にする
【新卒で「退職します」は言いづらい!】新卒で辞める気まずさを和らげる方法
確実に退職できる理由①:親の病気や介護を理由にする
親の病気や介護を理由にするのは、引き留めに遭いづらいです。考えられるシチュエーションとしては次のとおりでしょうか。
- 親が要介護者になってしまい介護と仕事の両立が難しい
- 親を介護をする人が居ないので自分が付きっきりで介護せざるを得ない
親の病気や介護について事細かに聞き取ってくる会社はなかなか居ないでしょうから、会社としては立ち入りづらい理由ですからね。
<例文>
お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。
実は、実家で暮らす父親が要介護状態となってしまい、家族で話し合いをした結果、私が実家に帰り世話をすることとなりました。
母親も健在なのですが、両親ともに高齢ということもあり、私が介護に専念した方が良いという結論に至りました。
ついては2カ月後の〇月末をもって退職したいと考えております。
引継ぎ含め離任まで責任持って勤めますのでご了承願います。
確実に退職できる理由②:家庭内の事情を理由にする
「家庭の事情」と一口に言っても様々な事情があるでしょう。
- 配偶者の転勤に付いていかなければならなくなった
- 家業を継ぐことになった
- 家庭に入ることになった
などなど。第三者が聞いても納得せざるを得ない事情ですよね。
本当は、「残業が多いのが辛い」「上司が嫌い」「仕事にやりがいがない」といった会社への不満を持っていても、家庭の事情による理由を伝えることで退職に理解をしてもらえるケースも多いでしょう。
<例文>
この度、家庭の事情でどうしても今の仕事を続けることができなくなりました。詳細はプライベートなことを含みますのでお伝えすることができません。
勝手な話で申し訳ありませんが、来月末で退職させていただきたく、ご理解いただけますようお願いいたします。
「家庭の事情」が建前の場合は無理をして具体的な理由を言う必要はありません。家庭の事情に細かく突っ込んでくる会社は少ないはず。
したがって、さりげなく端的に伝えることが肝心です。
確実に退職できる理由③:今の会社とは全く異なる業界・職種への挑戦を理由にする
今の会社では経験できないような仕事を経験したい。という前向きな想いを伝えることも1つの方法です。
<例文>
これまで営業職として働いてきましたが、将来を考えて企画職に挑戦したいと考えています。
ただ、今の会社では営業職から企画職に異動した前例がありません。
自分のやりたいことを実現するために転職を希望しています。
今の会社ではどう頑張っても実現できないことを目指している旨を伝えることが肝心です。
ですが、この退職理由の1つの欠点は、「お前じゃ無理だ。考え直せ。」と引き留めに遭う可能性も無いと言えない点です。
未経験の職場で活躍できるはずが無いから転職は止めておきなさい。
ただし、ここは心を鬼にして1度決めたことは推し進めましょう。自分の経験したことが無い業界や職種に挑戦した経験は、きっと後に役立つはず。
何もせず好きでもない仕事を続けることの方がデメリットです。
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参考記事:【不安をゼロに】退職代行サービス4つのデメリットと解消法とは?
確実に退職するためのポイント
後腐れなく綺麗さっぱり退職するためのポイントは次のとおりです。
- 早めに申し出る
- 退職日までは周りに言いふらさない
- マイナスな退職理由を言わない
- 職場の方々への感謝を忘れない
早めに申し出る
退職を切り出すのは早いことに越したことはありません。
『来月末で退職させていただきます』
言った方が、計画的に考えている印象を与えることができ、しっかり考え抜いて出した結論だと理解を得やすいです。
一方で、
『明日辞めたいです』
と言っても勢い任せで発言しているように捉えられやすく、たとえ理解されても、引き留めにあう可能性も高くなります。
退職日までは周りに言いふらさない
退職することを決めてからは、必要以上に辞めることを言いふらさないことをおすすめします。
退職が決まっていても内緒にしておいた方が良いということ?
自分が辞めることが多くの人に伝われば伝わるほどあなたが辞めることに意見を言う人が増えることになります。
これが何を表しているのかというと
- あなたを引き留めようとする人が増える
- 退職日まで職場に居づらくなる
ことが挙げられます。自分で決めた退職という決断に対して他の人から話を聞けば聞くほど、自分の決断は正しかったのか?などとモヤモヤすることが目に浮かびますよね。
また、試用期間という短い期間で辞める場合は、退職日まではあまり周囲に気を遣わせない方がベターです。
退職することが分かっていたとしても、いつも通りに接してもらった方が気が楽ですよね。
マイナスな退職理由を言わない
試用期間に退職する場合も、退職理由を伝える時には次の点に注意しましょう。
- 会社に対する不平不満を言わない
- 特定の人の評価を下げるようなことは言わない
- 前向きな退職理由を伝える
円満に退職することを目的とするならば、不必要に退職する職場の立場を悪くするような言い方はしない方がベターです。
✕ 給料が安いから退職したい。
✕ 上司と性格が合わないから退職したい。
したがって、退職理由を伝える時は退職する会社のことを述べるのではなく、転職先の会社で勤めることを決めた理由を伝えることをおすすめします。
〇 転職先に自分が本当にやりたいことが見つかった。
〇 家族の事情で働き方を変える必要性があった。
自分が会社に残る立場だと考えた時に、
『どのような退職理由を伝えられれば納得するのか?』という観点で退職理由を整理するようにしましょう。
職場の方々への感謝を忘れない
退職が決まっても退職日までの会社生活を円満に過ごすには、お世話になった方への感謝を忘れないということです。
退職日まで、自分ができることは責任を持って対応しましょう。
『どうせもう辞めるから』と言って適当に仕事をしていては、退職日まで周囲の方々に煙たがられてしまいます。
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>>関連記事:【退職代行はありえない?】人事担当者がありえないと感じた理由3選
転職成功のカギは日頃からの情報収集にあり
転職活動はとにかく情報戦。
退職前からでも、今の会社をやめることを決断したのであれば、次の会社を探し始めましょう。
行動することに早過ぎることはありません。
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以上、確実に退職できる理由についてご紹介しましたが、自分の置かれた環境に応じてアレンジいただき、誰もが引き留めようのない退職理由をまとめてみてください。