この記事では、
- リクルートエージェントの担当者の対応が冷たいのはなぜ?
- リクルートエージェントを使った人はどのような評価をしている?
という疑問にお答えします。
この記事を書いている筆者は、人事部に所属するアラサーサラリーマン。20代~30代のキャリアの悩みに関する情報を発信しています。
リクルートエージェントは筆者も利用したことがあるため、自身の経験も踏まえてこの記事を書きました。
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リクルートエージェントが冷たいと感じる理由
「リクルートエージェントの担当者が冷たいと感じた」という口コミをよく見ることがありますが、その理由について考えていきましょう。
考えられる理由は次の2点です。
- 担当者が忙しすぎる
- あなたの優先順位が低く対応が後回し
①担当者が忙しすぎる
大手転職エージェントであるリクルートエージェントは、小さな転職エージェントのように、1人に時間をかけすぎるわけにもいかず、効率的に対応しないと大人数を対応できません。
病院を想像いただければ分かりやすいかもしれません。
人気なのに待ち時間が少ない病院は、受付→診察→精算の流れが機械的に定まっています。
医者もだらだら診察しているわけにもいかないため、「対応が事務的、冷たい」などのコメントを書いている口コミを見ることがあります。
大手の転職エージェントなので、忙しさからくる事務的といえる冷たい態度には気にしすぎない方が良いかもしれません。
② あなたの優先順位が低く対応が後回し
もう1つの理由として、リクルートエージェントの担当者にとって、あなたへの優先順位が後回しになっている結果、最低限の対応しか取ってくれないケースが考えられます。
リクルートエージェントの担当者は、成約数に応じてインセンティブが付与される仕組みになっているので、短期で成約に至りそうな人を優先的に対応することは当然のこと。
次のような場合には、優先順位が後回しになってしまうでしょう。
登録後3ヶ月を超えている
リクルートエージェントの転職サポートを受けられる期間は、基本的に3ヶ月と設定されています。
実際に、リクルートエージェント公式HPのQ&Aを見てみると、次のような回答がありました。
リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から転職先が決まるまでの約3カ月を目安としています。約3カ月を目安にしている背景のひとつに、実際に多くの方が約3カ月程度で転職先を決定していることが挙げられます。
「実際に多くの方が約3カ月程度で転職先を決定している」との記載があるように、リクルートエージェントでは3ヶ月前後で転職を実現している人が多いことから、3ヶ月というサポート期間が設定されているようです。
※ 3ヶ月というサポート期間は、リクルートエージェントに登録してからではなく、キャリアコンサルタントと面談した日から数えられます。
転職先の条件が絞りきれていない
希望する条件が多過ぎると、転職先がなかなか見つからないという状況になります。
リクルートエージェントの担当者としても、あなたが希望している求人が掴めず、「この人はこの状態で求人を案内しても飛びつかないだろうな」と出方を待ってしまうでしょう。お互いのミスコミュニケーションに繋がってしまいます。
まずは、転職先に求める条件の優先順位をつけましょう。
ただし、逆に条件を絞り込みすぎてしまうと求人そのものが少なくなったり、担当者自身が特定の業界へのパイプが弱いこともありますので、絞り込みすぎにも注意が必要です。
リクルートエージェントの利用者が多い理由
冷たいという口コミも事実としてあるにもかかわらず、リクルートエージェントが業界N o.1に君臨しているのはなぜでしょうか?
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転職エージェントの中でも最も求人数が多い
当サイトが大手転職エージェントの公開求人数を調査した結果を見ても、「リクルートエージェント」の公開求人数がトップクラスであることが分かります。
豊富な求人の中から希望に合った求人を探せるため、「こんな企業があるんだ」「この企業面白そう」など、選択肢の幅を広げられることは大きなメリットと言えます。
リクルートエージェントだけが保有する「独占求人」が存在
特に、一般に公開されていない「非公開求人」には独占案件や優良案件が多いです。
リクルートエージェントには、一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が10万件以上ございます。(2020年8月時点)
リクルートエージェント
そのため、少しでも気になっているのなら、確認漏れがないよう登録だけでも済ませておくのが賢い使い方だと言えるでしょう。
熱心に対応してくれる担当者も多数
履歴書や自己PRの添削を熱心にしてくれるという評価が多いです。
その理由としては、やはり業界トップの転職支援実績からくるバックデータの多さです。
過去のデータに基づいた傾向調査をしたうえでリクルートエージェントなりのアドバイスをしてもらえます。
実は私も無料相談だけしたことがありますが、私に付いてくださった担当の方は丁寧な対応でした。
具体的に、筆者は実際に転職することまでは考えていなかったのですが、自身の市場価値がどの程度なものか気になり、リクルートエージェントに登録しました。
そんな筆者に対しても、「市場価値を高めるにはどのような経験が重宝されるのか」「筆者に向いてそうな求人」「転職市場の状況」について丁寧に教えてくれました。
「冷たいと感じた」という口コミがあるのは事実ですが、とりあえず登録しておいて損はないという印象ですね。
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リクルートエージェントの担当者が冷たい時の対処法
やはり、少しでも早く、理想の転職先に出会うために、転職エージェントの担当者には、
- 連絡が迅速かつ丁寧
- 面談の中身が濃厚
- 求人の提案が迅速かつ的確
であって欲しいですよね。
そのために皆さんができることとして、次のことが挙げられます。
①熱意を伝える
「熱意を伝える」というのは、単純に「転職したいです!」と大きな声で伝えてほしいということではありません。
転職エージェントの担当者が求人を紹介しやすいよう、
- 職務履歴書や自己PRは丁寧に書いてあるか?
- 希望する職種等は明確に書いてあるか?
- 面談時に担当者からの質問に的確に答えているか?
という点で自身を見直してみてください。
上記の点がきちんとできていれば、エージェントの担当者は精一杯動いてくれるはずです。
②担当者変更を依頼する
人材業界も人の動きが活発な業界ですから、中にはもうすぐ転職エージェントを辞めようと考えている担当者があなたの担当になってしまうこともあります。
人材業界の離職率は次のとおり、サービス業(他に分類されないもの)に該当し、離職率は第2位で19.3%でした。
その場合、同じ転職エージェントの中で別の担当者に変更してもらうこともできます。
ただし、担当変更を申し出る際には、「何がいけなかったか」「どうして欲しいか」など明確な理由と要望を伝えます。エージェント側でも担当変更を納得し、あなたの希望に合う次の担当者を手配する際の判断材料にするためです。
忘れてはいけないのは、「転職エージェントは登録いただいたあなたに新しい会社を見つけて欲しいという考えが根底にある」ということです。
③転職エージェントを変える
もう一方の手段としては、転職エージェントを変えるというのもアリです。
転職エージェントはどこも無料で利用できますから、複数の転職エージェントに登録することのデメリットは、登録先が多くなってメールが届く数が多くなる程度しかありません。
ちなみに、リクルートエージェントをはじめ、パソナキャリアやdodaといった大手転職エージェントは1人の転職希望者につき1人の担当者が付くことが一般的ですが、担当者が転職先の企業ごとに付く転職エージェントがあることはご存知でしょうか?
それは、Jacリクルートメントです。
Jacリクルートメントのように、企業ごとに担当者が付くタイプのメリットとしては、担当者がその企業(あるいは業界)に相対的に詳しくなるため、ある程度転職先を絞っている場合は、担当者の提案力が高くなることが言えます。
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リクルートエージェントの口コミ
リクルートエージェントの口コミについて、ネット上に出ている内容を整理すると次の口コミが多いです。
〇求人数は評判通り圧倒的に多いため自分に合った求人が見つかりやすい。
〇初回の面談は丁寧に聞いてくれるため、初めての転職にはおすすめできる。
△担当者のレベルに差がありハズレを引くと思うように進まない。
△「良い求人です」と紹介される件数が多く多数のメールに追われる。
△「数打てば当たる」方式で事務的なエージェント。丁寧さは無い。
△担当者が忙しいようで、対応が遅いと感じた。
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