▶ 転職先が決まっていなくても仕事を辞めても大丈夫?
▶ 仕事を辞めるのは次(転職先)を見つけてからでないといけない?
この記事では、このような疑問にお答えします。
✔ 転職先を決めてから今の会社を辞めた方が良い理由
✔ 転職先が決まる前でも今の会社を辞めた方が良い場合
転職者実態調査の概要(平成27年・令和2年更新)では、転職者が具体的に転職活動を始めてから直前の勤務先を離職するまでの期間の調査結果が取りまとめられておりますが、以下のデータが出ております。
・1ヵ月以上3ヵ月未満:27.2%
・転職活動期間なし:25.8%
・1ヵ月未満:19.3%
つまり、先に直前の勤務先を辞めてから転職活動を開始している人(=上記回答における「転職活動期間なし」)は25.8%となり、転職先が決まる前に今の仕事を辞める人は3割弱存在することが分かりました。
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仕事を辞めたいけど不安なこと
人間関係の悩み、給料が低い悩み、仕事内容への悩みなど、仕事を辞めたいと思う理由は人それぞれかと思います。
そんな「仕事を辞めた時」に感じる不安を細分化して考えてみました。
- 仕事を辞めたいけど転職できるか不安
- 転職先が決まるまで生活できるか不安
仕事を辞めたいけど転職できるか不安
「自分が望む転職先が見つかるのか?」と不安を感じる人は多いでしょう。
特に転職活動が初めての場合、自分の能力が他社で通用するのか分からない、自分の価値を評価してくれる会社がどれだけあるのか分からないため、今より良い職場に転職できるのかと不安になる人が多いです。
このような不安は、「分からないことや経験の無いことに対する不安」なので、転職活動を進めるうちに解消されるのではないでしょうか。
転職先が決まるまで生活できるか不安
転職を決断した時は転職活動にじっくりと時間を充てたいところ。
貯金があり、転職先がしばらく決まらなくても生活できる余裕があるなら良いのですが、十分な蓄えが無い場合は、生活費が払えなくなるリスクがあることに注意したいですね。
転職先が決まってから今の仕事を辞めた方が良い理由
上記で述べた不安を払拭するためには、転職先が決まってから今の仕事を辞めた方がベターです。
ここからは、転職先が決まってから今の仕事を辞めた方が良い理由(=転職先が決まってないのに今の会社を辞めるデメリット)についてお伝えします。
- 無職の期間が長くなることがプレッシャーになる
- 無職の期間の存在が転職面接で不利に働く可能性がある
- 転職先が決まらないと生活費が枯渇する
無職の期間が長くなることがプレッシャーになる
これは単純なことで、無職の期間が長くなるほど、社会から孤立した気持ちになります。
道行く人が朝起きて電車に乗って仕事に向かう姿を見るたびに焦りが出てくるのです。
ですから、転職活動の期間がいたずらに長くなり、無職のまま居続けることは精神衛生上良くないでしょう。
無職の期間の存在が転職面接で不利に働く可能性がある
無職の期間(転職活動中の期間)が何ヶ月以上だとNG、などといった明確な線引きはありませんが、一般的な転職期間は2ヶ月から3ヶ月と言われています。
したがって、転職活動に3ヶ月以上を要し、その期間無職で居た場合、「やや無職期間が長い」と思われる可能性が高くなります。
無職の期間が4ヶ月以上になると、「ここまで仕事が決まらないとなると、何かこの人に問題があるのでは?」と思われてしまう可能性があります。
なぜなら、無職期間が長いということは、計画的に動くことができなかった証拠でもあります。
転職先の採用担当者からすれば「離職してこんなに期間が空くなんて、きっと計画性のない人なんだろうな」と思うのが素直な感触でしょう。
このように、転職先が決まらないままずるずる時間が過ぎてしまうと、計画性がない、要領が悪い、などの負のイメージが付いてしまうリスクがあることは覚えておきましょう。
転職先が決まらないと生活費が枯渇する
転職先が決まらない状態が続くと、収入が途絶え生活費が枯渇するリスクがあります。
転職のために今の仕事を退職する時は、公的補助である「失業給付金」を申請することで、転職活動の期間の収入を賄う必要があります。
ただし、この給付金も期限がありますから、早めに転職先を見つけることは必須です。
- 雇用保険の被保険者の方が、定年、倒産、契約期間の満了等により離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職していただくために支給されるもの。
- 受給期間は、原則として、離職した日の翌日から1年間。
- 雇用保険被保険者として、離職日から遡って2年の間に最低12ヶ月以上働いた期間があること。
- ハローワークにて求職の申し込みを行ない、再就職(労働)の意思があり、能力もあるのに就職できない状態であること。
転職先が決まっていなくても今の仕事を辞めた方が良い場合
転職先を見つけてから今の仕事を辞めることをおすすめしてきましたが、先に辞めるという選択をしても致し方ないケースもあります。
それが次の2つのケースです。
- 今の職場で働くことに限界を感じている場合
- 労働時間が長くて転職活動に時間を割けない場合
今の職場で働くことに限界を感じている場合
例えば次の兆候が見られる場合は、今の職場から一刻も早く逃げることが肝心です。
- 眠れない
- ミスを繰り返す
- 体調悪いことが続く
- 気分が落ち込みがち
「眠れない」という睡眠の障害は心身の不調においてよくみられるシグナルですし、ミスを繰り返すのは、仕事の疲れが限界に達しているサインです。
心身が疲れているため、最初のミスを自分なりにリカバリできずに引きずっている事が原因だからです。
また、強いストレスを感じて食欲不振・睡眠不足に陥ることで栄養不足になり、ますます体調が悪くなる負のスパイラルに陥ることもあるでしょう。
そして、「楽しい・面白い」という感情がなくなるというのも、心が限界のサインです。
心がいつも心配や不安などマイナスの感情にとらわれていると、何をしても楽しいと思えないからです。
TVを見ていても、家族と話していても職場であった嫌な気持ちを引きずっているのなら、これは危険なサインです。
労働時間が長くて転職活動に時間を割けない場合
転職したいのに毎日の退社時間が遅くなることが多く、十分に転職活動に時間を割くことができない場合は、先に今の仕事を辞めるのも1つの方法です。
そもそも転職活動には、どれくらいの時間が必要なのでしょうか。
一般的に、転職活動を始めてから内定を得るまでに2~3カ月程度かかると言われます。その期間中、週に一度の面接・日々1時間程度の準備(企業選び・応募書類作成・面接対策等)を確保する必要があるでしょう。
大事な職場選びに十分な時間を割くことができない環境では、納得のいく転職活動もができないですよね。
転職活動が「めんどくさい」と感じたら心掛けるべきたった1つのこと
転職の不安を取り除くためのマインド
転職する時の不安を乗り越えるために大切なマインドは、
成功しなくて良い。失敗しないこと。
です。
まずは「転職」という行動を起こすことができただけで十分だという気持ちを持つことができれば自ずと不安も消えていくでしょう。
辞める前に転職力を高めるのも良い
転職で成功するために利用する人が急増中の「キャリアコーチング」を活用するのも良いでしょう。
\キャリアコーチングとは?/
キャリアコーチングとは、キャリアアドバイザーやコーチと対面やオンラインで1on1面談を通して、転職サポートや自己分析などのキャリア支援を得られるサービスのことで、利用者が急増中です。
ライザップや英会話スクールなどのパーソナルトレーニングを受けることができます。
転職活動を成功させるためには、過去の自分を振り返って「転職活動の軸」や「キャリアビジョンの設計」をつくり、言語化することが大切です。
今後のキャリアビジョンを描くなら、自分1人で考えるよりもプロと一緒に考えた方が正確でより実現性のあるキャリアビジョンを描くことができます。
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