- 異動して仕事がわからなくて辛い
- 仕事内容が理解できない
このような悩みを抱える方へ向けてこの記事を書いています。
この記事を書いているのは、大企業に勤めるアラサーサラリーマンです。
2~3年おきに新しい職場へ異動しました。
これらの異動経験から、初めての仕事に取り組むときの不安や悩みを解決する方法を伝えたいです。
異動してすぐの職場で仕事の内容がわからないのは辛いですよね。
同じように異動してきた人がいれば、休憩時間や帰り道でお互いの辛さを共感しあえるのですが・・・
同じような人が居なくて新任が自分1人だけだと、職場で放置されて仕事を教えてもらえないといった場合もあります。
その場合、自分だけで悩みを抱え、自分で解決するしかありません。
>>【関連記事】異動後すぐ辞めるのはありえない?どう思われるかよりも自分の気持ちを尊重するべき
この記事を読む前に
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異動すぐに仕事がわからなくて不安になるパターン
異動すぐに仕事ががわからないのは当たり前のことです。
そんな簡単に新しい仕事を覚えられるわけがないと気にする必要はありません。
とはいえ、仕事がわからないと仕事を覚えるまでは不安が大きいです。
不安になるパターンについて、次のとおり分類してみました。
- 仕事の会話の内容についていけない
- 教えてもらったことがすぐに覚えられない
- 放置されている気がする
①仕事の会話の内容についていけない
おそらく1番始めに直面するのが、職場での仕事の会話についていけないという悩みです。
周りの人たちが1つの話題で盛り上がっていても、自分だけなぜ盛り上がっているかわからないという状態です。
周りが盛り上がっている最中に、「今のは何について話しているのですか?」という聞く勇気があれば良いのですが、盛り上がっているところに水を差すようでなかなか質問できないですよね。
②教えてもらったことがすぐに覚えられない
教えてもらっても、何を言ってるかわからない!
といったように、教えてもらったことを1発で身に付けるのは至難の業です。
教えてもらう話の中身で知らない単語や知らない文脈が数多く出てくるなかで、すぐに仕事を完璧に覚えることは簡単ではありません。
③放置されている気がする
職場でわからないことが多いと、自分だけその職場の雰囲気から取り残されている気になるでしょう。
異動して間もない期間は、先輩に仕事を教えてもらわないと自分でできることがないため手持ち無沙汰な状態を経験したことがある人もいるのではないでしょうか。
また、昨今はテレワークの導入や飲み会の減少などによりコミュニケーションの場が少なくなり、新しい社員にとっては職場に馴染むこと自体が難しい時代です。
同じ部署の人でも顔と名前が一致しない・・・
人間関係を構築するのが難しい・・・
異動すぐに仕事がわからなくて不安になった時に試してほしいこと
前述のとおり、異動すぐにバリバリ仕事ができるのは稀です。
それでも、「仕事がわからない!不安だ!」という気持ちは少しでも取り除きたいですよね。
ここからは、新しい部署で仕事がわからなくて不安になった時に試してほしいことを書きましたので是非お読みください。
- 3ヶ月は焦らないこと
- 教えてもらったことは記録に残すこと
- 打ち合わせや会議に積極的に顔を出すこと
- 共有フォルダの資料を読み漁る
- 教えてもらう時の態度を見直すこと
- 無駄な居残り残業はしないこと
- わからないことを質問して人脈を作ること
①3ヶ月は焦らないこと
特に最初の1週間なんて知らない情報が自分の周りを飛び交うわけですから疲れます。
その疲れを感じただけで「自分は頑張った」と言い聞かせてあげてください。
まずはその雰囲気に慣れるだけで全く問題ないです。
筆者の経験からも、新しい職場に慣れるのは3ヶ月ほどかかります。
どんなに仕事がデキる人も最初の数ヶ月は目立つことはありませんでした。
ですが、その最初の3ヶ月をどのように過ごしたかでその後の成長ぶりは大きく変わるので、次からご紹介するアイデアは積極的に取り入れてみてください。
②教えてもらったことは記録に残すこと
新しい職場に慣れるためにはやはり、少しでも早く仕事を覚えて信頼されることが大切です。
- 物覚えが良いな
- 教えたらすぐにできるようになっている
と周りのメンバーに感じてもらうことができれば新しい仕事を教えてもらえるでしょう。
そのためには教えてもらったことをきちんとメモに残すことを徹底しましょう。
とは言え、メモに残したのに別の日にそのメモを見ても何のことかさっぱりわからないといったミスもあります。
心当たりがあるなら、メモを残すだけでなく、教えてもらったその日か翌日にメモを見てもう一度仕事の流れを実践(またはイメージ)してみるのです。
そうするとメモの不足箇所に気付いたり、そこから生まれた疑問を聞くことでさらに知識定着に繋がるはずです。
③打ち合わせや会議に積極的に顔を出すこと
仕事を手っ取り早く覚える方法として、打ち合わせや会議に積極的に参加することが挙げられます。
打ち合わせや会議で、何について議論しているのか、それはなぜなのかを理解することができれば自ずとその職場での知識が身につくでしょう。
また、打ち合わせや会議の場では、質問が飛び交うことがあります。その質疑応答を聞いているだけでも自分自身の勉強になります。
職場の先輩に自分から質問攻めするのを遠慮がちな方は打ち合わせや会議を利用することで間接的に仕事の質問ができるという訳です。
④共有フォルダの資料を読み漁る
異動後に着任した職場の共有フォルダは一通り目を通しましたか?
共有フォルダに残っている書類やデータは、その部署の仕事に必要だったから保存されているはずです。
最初のうちは保存されている書類やデータの全ての内容を理解するなんて不可能ですから、まずはどのようなものが保存されているの?キーワードだけ押さえておくだけで大丈夫です。
そもそも内容を事細かに覚えようと思っていても、ルールが変わって既に陳腐化している可能性もあるので、だいたいで良いのです。
これからますます仕事を覚えていくうちに、知らない単語が出てきても、「たしかあそこに関連書類が保存されているかも」と気付くための手助けとなります。
⑤教えてもらう時の態度を見直すこと
異動して間もなくは色んな人に仕事を教えてもらう機会が多いはずです。
時間が経ってある程度慣れが出てくると、教えてもらえることのありがたみを忘れてしまいがちですが、職場の先輩は自分の時間を割いて仕事を教えてくれるわけですから、感謝の気持ちを言葉で表すことはとても大切です。
感謝の一言を伝えられているかどうかで、職場の先輩も教えるモチベーションが変わるはず。
後輩の一生懸命な態度でモチベーションが上がれば、親身になって仕事を教えてくれるでしょう。
⑥無駄な居残り残業はしないこと
異動してすぐにバリバリ仕事を与えてもらえる職場は少ないはすです。
そんな時に無駄に居残り残業をしていると先輩や上司としては、
- これ以上仕事は与えない方が良いかも
- 仕事のスピード感が無い
と感じるでしょう。
新しい仕事を教えてもらえなかったり、仕事が遅いというレッテルを貼られるのはマイナスです。
やることが無ければ「お先に失礼します。明日もよろしくお願いします」とササッと退社した方が良いです。
⑦わからないことを質問して人脈を作ること
異動して間もなくは質問に感じたことを素直に聞けるボーナスタイムです。
時間が経ってしまうと「自分で調べてから来いよ」と思われてしまうこともあるでしょう。
異動して間がないうちに質問することで職場の人たちと関係が構築され、人脈を広げることにも繋がります。
異動後の不安はいつかなくなるはず
結論としては、特に未経験の仕事内容で異動してすぐに活躍するのは到底無理な話です。
3ヵ月は焦らずに前だけを向いて過ごしましょう。
ただし、その3ヵ月の過ごし方を少し工夫することでそれ以降の活躍の幅を大きく左右しますから、この記事で紹介した取り組みを是非試していただければ幸いです。
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