- コールセンターを辞める人は多い?
- 辞める人が多い理由は?
- 逆に、長く続く人の特徴は?
このような疑問にお答えします。
コールセンターの仕事には、SVという電話応対者を取りまとめる仕事がありますが、この記事は電話応対者目線で書いています。
この記事を書いているのは、大手企業に勤めるアラサー会社員。
人事部に所属しており、自身の会社生活を元にこのブログを運営しています。
>>関連記事:コールシェアは稼げない?完全在宅で小遣い稼ぎが目的ならやらない理由はないワケ
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コールセンターは離職率が高い?
コールセンターといっても様々な業種があります。
食品メーカー、携帯電話、電気・ガス、住宅、保険、銀行、クレジット等
そんな市場規模の大きい仕事ですが、コールセンターは離職率が高い傾向があります。
「コールセンター白書2019 」の統計によりますと、年間で離職率「10%以下」の企業は32.3%、離職率「11~30%」の企業は22.7%とされています。実に半数近くのコールセンターが、採用したスタッフの3割以上が1年間で離職すると答えている状況です。この割合は昨年と比較してもほぼ変わらない数値となっています。
https://www.okbiz.jp/blog/article/how-to-improve-retirement/
こちらの参考記事からも分かるとおり、コールセンターでは3割以上のスタッフが1年間で離職している現状とのこと。
コールセンターを辞める人が多い理由
前の章で、コールセンターは離職率が高いことをお伝えしましたが、コールセンターを辞める人が多い理由についてお伝えします。
考えられる理由は次のとおりです。
- クレーム対応でストレスが溜まりやすいから
- 座り仕事で身体を壊しやすいから
- 女性が多く人間関係のトラブルが比較的多いから
- キャリアアップに繋がりにくいから
- 覚えることがコロコロ変わるから
①クレーム対応でストレスが溜まりやすいから
コールセンターは様々な内容の電話を受けることになりますが、お客さんからのクレームの電話を受けることもあります。
自分は悪くないのに、人に怒鳴られ謝り続けなければならないのは精神衛生上良くありません。
それが仕事と割り切れるのであれば良いですが、時にはきつい口調のお客さんもいるでしょう。
特に、クレーム窓口の場合はそれが毎日の仕事となりますからストレスが溜まりやすいです。
②座り仕事で身体を壊しやすいから
コールセンターの仕事は1日中座りっぱなしです。
今はどの企業も電子化が進んでいるため「紙を印刷しにコピー機へ」という動作も少なくなってきているでしょう。
長時間同じ姿勢を続けるのは身体に負担がかかります。
筋肉が固まることで血流が悪くなり腰痛や背筋痛に悩まされる人が多いです。
デスクワークの悩みについては、腰痛防止グッズも多く出回っているため参考にしてみてください。
③女性が多く人間関係のトラブルが比較的多いから
コールセンターという職場は女性比率が高い傾向にあります。
これは筆者の経験にもとづくものであり、あくまで主観的な内容が含まれますが、女性が多数の職場では人間関係のトラブルが多い印象があります。
特にベテランの女性社員が職場のドンとなり幅を利かせている場合には注意が必要です。
④キャリアアップに繋がりにくいから
コールセンターは仕事の性質上、電話応対スキルぐらいしかスキルアップできる要素がありません。
もちろん、コールセンターで働くには自社が販売している製品等への知識を蓄えなければならず、何も学ぶことはたくさんあります。
けれども、その製品知識を学んだところで他の会社で活躍できるか?といえば極めて活用の幅は限定的です。
キャリアアップを重視するなら、市場価値を高められる職種に就くか多種多様な仕事を経験できる会社に勤めた方が良いでしょう。
市場価値を確認するなら→【ミイダスやってみた】他の転職サービスと比較したミイダスのメリット・デメリット
⑤覚えることがコロコロ変わるから
前述のとおり、コールセンターできちんとお客様対応するためには、自社製品等の知識を蓄える必要があります。
新しい製品がリリースされるたびに新しいことを学び身に付けなければならないため、一度覚えてしまえばOKというものでもありません。
基本的に、コールセンターであれば委託元の会社から対応マニュアルが提供され、研修等の教育過程を経て対応することとなりますが、変化への対応が苦手な方にとってはストレスに感じる部分もあるでしょう。
コールセンターが恵まれている点
コールセンターは離職率が高く、働きにくい職場のイメージがつきやすいかもしれませんが、他の職場と比べた時にコールセンターが恵まれている点もあります。
- 同じ悩みを抱える仲間が職場に多くいる点
- 残業が少ない点
- 突き詰めれば汎用性のあるスキルが得られる点
①同じ悩みを抱える仲間が職場に多くいる点
コールセンターは同じ職場にかなりの人数の従業員が働いているはずです。
同じように研修を受け、同じような内容の電話を受けるわけですから、同じような悩みを抱えるに違いありません。
やはり、人間は同じ苦労をするほど共感を持ちやすいと言われていますから、共通の話題(仕事の悩みなど)を持つことができ、切磋琢磨できる仲間がコールセンターには多く居ることが、コールセンターで働くうえで恵まれている点と言えるでしょう。
②残業が少ない点
コールセンターの仕事は時間帯別の勤務体系になっていることがほとんど。
その理由として、コールセンターの運営は時間帯ごとの入電数を元に対応者数を決めているところにあります。
よほど長時間にわたって応答が続かない限り、残業しなければならないようなケースは稀でしょう。
残業の多さに悩まされているサラリーマンは数多くいますから、「残業」の悩みから解放されるコールセンターの仕事は恵まれていると言えます。
>>残業40時間はありえない?「普通でしょ」と思ったあなたの常識は世間の常識?
>>【月に残業60時間はきつい?】大企業社員が経験したリアルな生活を公開
③突き詰めれば汎用性のあるスキルが得られる点
前の章では、コールセンターの仕事は電話応対スキル程度しか身に付かないとお伝えしましたが、考え方によっては汎用性のあるスキルが得られます。
というのも、電話応対スキルは解釈の幅を広げればコミュニケーションスキル、すなわち対人対応スキルを高めることができます。
知らない相手に満足させる対応力はマナー面でもテクニックが必要です。
対人対応スキルやマナーを突き詰めることは、今後の時代で考えてもAIには代替できない能力でしょうし、いつの時代も求められるスキルであると思われます。
そのスキルを突き詰めることができれば、十分に市場価値のあるビジネスマンになれるのではないでしょうか。
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コールセンターが長く続く人の特徴
続いて、コールセンターを辞める人が多い中でも、コールセンターで長く働ける人の特徴を考えてみました。
コールセンターへの就職を考えている方は、是非参考にしていただければと思います。
- クレームを割り切れる人
- 受け身の仕事が好きな人
- 人と話すことが好きな人
①クレームを割り切れる人
特にクレーム対応窓口を担当するコールセンター社員であれば、自分にとってマイナスな言葉を浴び続けることもあり得ます。
その時に、それを真に受けてしまうと心の病を患ってしまうこともあるでしょう。
「言われたクレームと自分は関係ない」「自分が悪いわけではない」と割り切ることができる性格ならコールセンターの仕事は苦にならないはずです。
②受け身の仕事が好きな人
コールセンターの仕事では、主体性や行動力は求められません。
かかってきた電話の内容に応じて的確に対応することや、限られた時間で多くの電話を取る(=解決が早いことを意味する)ことができれば、高い評価を得ることができます。
その点で、自ら考えて主体的に行動する必要は無く、受け身でも評価され得る職種であると言えます。
③人と話すことが好きな人
単純に人と話すことが好きな人にとっては、かかってくる電話内容の良し悪しに限らず、人と話し続けることで給料をもらえるならありがたいことです。
もちろん、楽しく話すことが仕事ではなく、電話をかけてきたお客さんのお困りごとを解決するのがコールセンターの役割であることはお伝えしておきます。
コールセンターで働く方法
最後に、コールセンターで働く方法について紹介します。
①コールシェアに登録
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平均時給も1,400円を超え、6人に1人が月収10万円を超えるなど
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②転職サイトから応募
転職サイトでコールセンターの仕事に応募するのも1つの方法です。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。