✔ 毎月の残業が40時間を超えている
✔ これって普通なの?
✔ 残業40時間の生活から脱却したい
この記事では、大手インフラ企業に勤めるアラサー会社員が、自身の経験を元に上記の悩みにお答えします。
✔ 残業40時間を強いられるよくある原因
✔ 残業40時間の生活から脱却する方法
残業に慣れてしまうと、感覚が麻痺してきます。
残業40時間と聞いて・・・
働きすぎ or 楽勝
どちらの感想を持ちますか?
自分や自分の会社の常識は、世間の会社の常識から外れてる可能性がありますから、世間の「一般」を理解しておく必要があります。
この記事を書いているのは、大手企業に勤めるアラサーサラリーマン。
人事部に所属しています。
\会社に搾取されたくないなら必見/
この記事を読む前に
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残業月40時間は普通なのか
残業月40時間の場合、1ヵ月=20営業日を前提とすると
といった生活がイメージできますね。
そこで残業時間や帰宅時間に関するデータを見てみましょう。
厚生労働省が毎月発表している毎月勤労統計調査によると、2023年9月のデータで全産業平均12.5時間と公表されています。
こちらのデータと比較した場合、月40時間は多いことが分かります。
毎月の残業が40時間を超えると法律違反になることも
そもそも、厚生労働省のHPには次の記載があります。
「残業時間は、原則として月45時間・年間360時間とし、臨時的な特別の事情が無ければこれを超えることができません」
上記の取り決めは36協定といわれ、この協定を有効とするには、労使間で取り交わし、労働基準監督署へ届け出る必要があります。
ただし、仮に40時間が12か月続いた場合、年間の残業時間は480時間となり、協定の値を超過してしまいますので法律に抵触するおそれがあります。
ちなみに、残業を月に40時間して残業代を稼ぐよりも、別の収入源を作った方が給料が減るなどのリスクを下げることができます。
「【意外と簡単】普通のサラリーマンでも月1万の小遣いを稼ぐ方法6選」では、普通のサラリーマンでも本業以外の収入源を作る方法について述べています。
残業時間別の繁忙感レベル
前述のとおり、大手企業で働くサラリーマンの1人である筆者がこれまでの社会人歴から感じる月あたりの残業時間ごとの繁忙感レベルをまとめてみました。
残業時間/月 | 繁忙感レベル |
5時間 | 昼間も暇、辛くない |
10時間 | 昼間も暇、辛くない |
20時間 | 昼間暇な時もある 帰りが遅くなる日は月に1・2回程度 |
30時間 | 昼間やることは絶えない 帰りが遅くなる日は週に1・2回程度 |
40時間 | 昼間やることは絶えない 帰りが遅くなる日は週の半分程度 |
60時間 | 仕事に追われる日々ねるあけ 家に帰ったら夕食食べて寝るだけの日々 |
>>【残業20時間はきつい?楽?】月平均の残業20時間がちょうど良い理由
>>【月に残業60時間はきつい?】大企業社員が経験したリアルな生活を公開
会社の雰囲気や個人の価値観によって変わるかと思いますが、上記はあくまで筆者の感じた繁忙感のイメージです。
月の残業40時間は、落ち着いた生活が送れるギリギリのラインかと思います。
残業40時間を強いられる「よくある原因」
残業40時間を強いられる原因について、よくあるものを考えてみました。
- 職場が人手不足
- 繁忙期
- 仕事が偏っている
- 残業が当たり前の雰囲気で無駄に残業している
職場が人手不足
職場が人手不足の場合、1人あたりの仕事量が増えますから、残業せざるを得ないことがあるでしょう。
人手不足で辛い場合は、人事担当や上司に職場の状況を伝えなければ何も変わりません。
ですが、人を1人雇うだけでも会社としては莫大な費用がかかります。社員1人を採用するのは、いわば投資です。
社員を増やすのは、効率化の工夫や業務負荷の平準化を図っても状況が改善しない場合の最終手段と言えるのではないでしょうか。
ですから、会社としては現行のメンバーで仕事を回したいと考えるため、1人あたりの仕事量が増え、残業せざるを得ない状況に繋がります。
繁忙期
筆者個人としては、業務繁忙期の月40時間残業なら、まだマシな方なのではないかと思います。
繁忙期ということは、他の月は40時間よりも少ない残業時間であるはずですよね。
それでも、
『繁忙期でさえも40時間の残業はありえない』
と言うのなら、
など工夫するしかありません。
仕事が偏っている
部署単位での仕事量が多いのではなく、特定の社員に仕事が偏っていることもあるでしょう。
「【自分だけ仕事量が多いのが不満】仕事量を減らす方法としてはいけない振る舞い」にも書いていますが、次のような性格の人は仕事が偏りやすいです。
- 仕事を断ることが苦手
- 頼まれたら受けてしまうタイプ
誰にでもできるような仕事の頼みを断ったり、他の人に振ることが苦手な人は残業時間が多くなりがちです。
ただし、仕事が偏っているのは周囲から信頼して仕事を任されているという可能性もありますから、見極めが難しいところです。
残業が当たり前の雰囲気で無駄に残業している
残業が当たり前の会社、残業している人が偉いという風潮がある会社に勤めていれば、月40時間の残業なんて普通かもしれませんね。
残業が当たり前となっている会社の実態について「「残業が当たり前」になっている会社が変われない理由を中の人が語ってみた」で書いています。
ちなみに、残業が当たり前の会社の特徴は次の共通点があります。
自分以外の社員が残っている
人は周りの環境に大きく左右されます。
定時が終わったにも関わらず自分以外の社員が残っていると、自分も残らないといけないように感じてしまいます。
同調圧力が働くのです。なぜか「お先に失礼します」を言うのに勇気が必要なんですよね。
逆に、残業中、職場に人が少なければ、寂しさもあり『仕事は終わらせて早く帰ろう』と思うでしょう。
仕事が終わったのに、なんとなく周りの環境に合わせてしまうことが1つの原因です。
また、周りの社員同士の残業時間におけるコミュニケーションが多い場合、先に帰るのはなんとなく気が引けてしまうこともあります。
先に帰ることで、重要な話から遅れをとったり、仕事への意識が低いと思われないか不安になります。
上司が残っている
上司が自分よりも遅くまで働いていると、次のようなことを考えてしまいがちです。
『早く帰ろうとする自分に不満を感じていないか』
『上司より早く帰ると評価が下がるのではないか』
上司が早く帰ってくれると気が楽ですよね。
上司が残業している場合、何かできること、手伝えることが無いか確認して何も無ければ帰りましょう。
ただただ気を遣って付き合い残業する必要は無いのです。
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残業40時間の生活からホワイトな環境へ変える方法
それでは、残業40時間の生活から脱却し、自由な時間を手に入れるための方法を考えてみましょう。
- 仕事を効率的に進める
- 部署異動を申し出る
- 割り切って”残業しない人”になる
- 残業が少ない会社に転職する
仕事を効率的に進める
残業を減らすために個人で取り組むことができる第一の方法は、目の前の仕事を効率化することです。
①タスクリストを作る
まずは自分の仕事がどれだけあるのかを視覚化しましょう。
タスクリストを作ることで、頭の中が整理されます。
仕事で「やることが多い」と感じているときは特に書き出してみることをおすすめします。
なお、ただタスクリストを作るのではなく、次のポイントを意識することで活用できるタスクリストになるでしょう。
✔ やることは具体的に書く
✔ 時間を見積もる
✔ 帰る前に翌日のやることを整理する
②仕事に優先順位をつける
ToDoリストを作ったら、次に優先順位をつけていきましょう。
納期が短いものや人にお願いしなければならないものは優先度を高めに。
納期が長いものや、自分1人で完結するものは優先度を低く設定します。
そうすることで、「残業してまでやらなければいけないこと」が明確になります。
裏を返せば、「その日に残業してまでやらなくても良いもの」が分かります。
だらだらと目の前の仕事をこなすのではなく、メリハリのある計画を立てることで、残業しない日を作ることができる気がしませんか?
③思考力が必要な仕事は残業時間にやらないと決める
上記のような頭を使う仕事は、とにかく朝やりましょう。
1日の仕事で頭が疲れているはずなので、残業してやるべき仕事は単純作業に充てることが最も効率的です。
アイデアや文章を考えるような、思考力が必要な仕事。
どうしても残業時間でやりたい場合は、残業時間で5割の完成度で手を止めましょう。
翌朝、頭がスッキリした状態で5割を10割にするとスピードもクオリティも良いものに仕上がります。
部署異動を申し出る
同じ会社でも、残業が多い部署と少ない部署がありますよね。
残業が多い部署に居ると、仮に同じ仕事量でも残業が増えます。これは筆者の感覚的な部分もありますが、意外と正しいのではないでしょうか。
なぜなら、先にも述べたように、残業の多い部署には次の2つの共通点があります。
- 帰りづらい雰囲気がある
- 上司がいつも遅くまで残っている
その環境に身を置くだけで、周りの環境に自分も合わせてしまい、自然と残業が増えます。
したがって、残業の少ない部署に異動希望を出すことは、残業を減らす方法として重要なポイントではないでしょうか。
割り切って”残業しない人”になる
あなたが残業している理由は何でしょうか?
残業している人にはそれぞれ理由があると思います。
ですが、本当に残業しないと仕事は回らないのでしょうか?
真面目で責任感のある人ほど、誰からも文句のつけられない仕事をしようと思うがあまり、自ら仕事を増やしてしまうことがあります。
割り切って「残業せずに帰るキャラ」になってみて見える世界もあると思います。
ここまで残業を減らすためにできることをお伝えしてきましたが、既に残業40時間以上の生活に限界を感じている人もいるでしょう。
悩んでいるのであれば、転職活動を始めるべきです。
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以上のデータからもわかるとおり、転職活動は在職期間中に進めるのが一般的だということですね。
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