仕事へのモチベーションが上がらない
- やらなければいけない仕事が残っているのにモチベーションが上がらない。
- 調子が良い時はバリバリ仕事ができるのに、どうもやる気が出ない時がある。
このような働き方をしてしまうと、仕事のパフォーマンスに波が出てしまいます。
✔ この記事を読めばわかること
・仕事にモチベーションを求める3つのデメリット
・モチベーションに左右されない仕事の進め方とは
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モチベーションに頼って仕事をする3つのデメリット
筆者が「仕事にモチベーションはいらない」と考える理由となる、仕事にモチベーションを求めることのデメリットは次の3点です。
- モチベーションが下がった時に生産性が落ちるから
- 生産性の浮き沈みが激しい人は評価されないから
- モチベーションを維持すること自体極めて困難だから
それでは、具体的に考えていきましょう。
①モチベーションが下がった時に生産性が落ちるから
モチベーションが下がる時は仕事への思い入れ、集中力が下がりますから、自然と仕事の質も低下します。
また個人のモチベーションの低下が及ぼす周囲の人間への影響も懸念されます。
例えば、職場のような人があなたの隣の席に座っているとしましょう。
- 高い向上心を持って、一生懸命に仕事へ取り組んでいるAさん
- マイナスな言葉を発し、ため息ばかりついているBさん
Aさんの隣で仕事をした方が自分の生産性も上がるのは言うまでもないです。
したがって、Aさんの存在はAさん自身だけでなく職場全体にも好影響を与えることが想定されます。
一方、Bさんの存在は、職場全体の生産性を下げる要因になってしまうおそれがあります。
②生産性の浮き沈みが激しい人は評価されないから
例えば2人の社員が居たとします。
- モチベーションが高い時のアウトプットは随一で右に出るものはいないほど圧倒的作業をするが、モチベーションの低い時はほとんど仕事をしないAさん
- 通常時のアウトプットの質も量も人並みだがが、安定して同水準のアウトプットを出せるBさん
会社が欲しい人材はBさんです。
なぜなら、Bさんを採用した方が仕事の見通しが立ちやすいからです。
もちろん、仕事の内容次第ではAさんのようなバリバリ仕事をこなす人が必要なことが無いとは言えません。
ですが、計画を立てて仕事を進める会社という組織は、計画通りに進まない可能性があるAさんを採用するのはリスクとみなすでしょう。
③モチベーションを維持すること自体極めて困難だから
仕事でもなんでもそうですが、やる気を何日も維持するのは難しいですよね。
思い立った瞬間は「やるぞ!」と意気込んでいたとしても、日が経つとどうでしょう?
自分の体調、周囲環境の変化、人間関係など、モチベーションを変化させる要因はさまざまです。
例えば、「今の仕事が楽しい!」とモチベーションが上がったとしても、人事異動で今の仕事から離れなければならない可能性だって考えられます。
どれほど優秀な人でも、モチベーションを維持させることは非常に困難なのです。
モチベーションがいらない仕事の進め方とは
モチベーションに左右されずに仕事を進めることで、安定した生産性を保つことができます。
そこで、モチベーションを必要としない仕事の進め方について次の3つをご紹介します。
- 仕事の計画を立てる
- 継続が必要なものは習慣化する
- 仕事に集中するための仕掛けを作っておく
仕事の計画を立てる
やらなければいけない仕事は、あらかじめ計画を立てることで『予定通り進まなかった』という事態を未然に防ぐことができます。
なお、計画を立てる時には次の視点で考えることが大切です。
・仕事を細分化し、それぞれの期日を決める
・計画は年間単位でざっくりと進捗を定め、月間単位(もしくは週間単位)で細かな進捗を維持する。
仕事を進めるうえで計画を立てた場合の具体例は次のとおりです。
<具体例:自社の製品を新規開拓で売り込む場合>
◆年間計画
1年間で20件のお客さんに自社の製品を売り込む。
◆月間計画
月初に開拓先のお客さんを選定、月末お客さんへの訪問アポ取り。(2件/月)
このように計画を立てることで、1年後には「20件のお客さんに自社製品の売り込みを行った」という実績が残ります。
また、そのためには直近の1ヵ月でどのような仕事をしなければいけないかが明確になりますよね。
計画を立てるのに時間がかかってしまい本末転倒ではないか?という考えもあるかもしれませんが、長期間にわたる仕事であるほど計画を立てておくことで安定して仕事を進めることに繋がります。
継続が必要なものは習慣化する
計画を立てたものの、モチベーションが上がらず計画どおり進まないという事態を防ぐために、日々の継続が必要なことを習慣化することが大切です。
計画同様、継続が必要なことを習慣化した場合の具体例は次のとおりです。
<具体例:自社の商品を新規開拓で売り込む場合>
次の仕事を、出社したら必ず行う毎日のルーティーンに。
・新規開拓先選定のための情報収集
・自社製品に関する勉強
・その日に行った仕事の結果をメモなどにアウトプット
仕事で成果を出すためにやらなければいけないことがあるなら、毎日の習慣にすることでモチベーションに頼らず仕事を進めることができます。
脳科学者の茂木健一郎氏は
「いつもやる気がある状態だと人間は疲れてしまうので、やる気がない状態でも済むように習慣化がある」
と述べています。
仕事に集中するための仕掛けを作っておく
あらかじめ計画を立てて、日々やらなければいけないことを習慣化しても、突発的に「すぐやらなければいけない」「早くやらなければいけない」ボリュームのある仕事が降ってくることも考えられます。
そうした時にもモチベーションに左右されず高い集中力で仕事を終わらせるために、自分が集中できる仕掛けを作っておくことが大切です。
仕掛け作りのポイントは、「場所」「時間」「モノ」です。
具体例を考えてみましょう。
<具体例:集中力を高める仕組み作り>
・自分のデスク以外に集中する時のための作業スペースを確保する
・作業に集中する時は出社してすぐ(朝一番)
・集中する時はガムを噛む
こういった「マイルール」を作ることで集中するたもえの仕掛けを用意しておくことも、モチベーションに左右されず仕事を進めるために大切なことです。
それでも仕事にモチベーションが上がらない時の解決策
今あなたの目の前に残っている、「やらなければならない仕事」に対し、あなたが”やりがい”を持てていますか?
そもそも、「何をやりがいとするか?」は人によって様々だと思いますが、例として挙げるなら次のようなものでしょうか。
- 人から期待さること
- 人から感謝されること
- 自分が心の底からやりたいと思うこと
- 自分のやったことが成果として目に見えること
- 働く環境や待遇が良いこと
私はここまで、「仕事においてモチベーションはいらない」と強調してきました。
しかしながら、
今の働く環境に、あなたが考える”やりがい”が無いことが理由で仕事に身が入らない状態は、モチベーション云々とは別問題
あなた自身が思う”やりがい”のある仕事を見つけることが、仕事へのやる気につながるはずです。
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やりがいのある仕事に出会うためには「転職」も1つのメジャーな手段です。
ちなみに、すぐに転職するつもりがなくても、転職サイトで求人を探してみるだけで外の世界を知ることができます。
どんな求人があるのかな?
と興味本位で見るだけでも良いので今の仕事と転職サイトに掲載されている求人の情報を比較してみてください。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。