▶ 仕事にやりがいを感じられない。
▶ そもそも、仕事にやりがいを求めるべきなの?
そんな悩み・疑問を持つ方へ向けてこの記事を書いています。
✔ 仕事にやりがいを見つけられる人とそうでない人の差
仕事にやりがいは必要なのか?不要なのか?
働く人々にとっては永遠の疑問なのではないでしょうか。
仕事をしていて、
『仕事にやりがいがある』
と胸を張って言える人は意外と少ないでしょう。
プロスポーツ選手や料理人、士業(医師・看護師・介護士・弁護士 など)のように、自分がやりたいことを自分の仕事にしている人にとっては、仕事にやりがいを感じるのは比較的容易かもしれません。
ですが、自らの意思で仕事内容や職場環境を選ぶことができない普通のサラリーマンにとっては、「仕事にやりがいを感じる」というのは無謀な望みなのでしょうか。
>>会社員がつまらないことに気付いた大企業サラリーマンが今の会社を辞めない理由
大手インフラ企業に勤める筆者は、正直なところ、仕事にやりがいを感じられないことの方が多いです。
それでも、
『自分がこの仕事をやる意味は何なのか?』
を突き詰めて考えることで、「やりがい」というのは自分で見出していくものだと考えています。
この記事では、そのノウハウについてお伝えしたいと思います。
仕事にやりがいは必要なのか?
人材総合系企業のエン・ジャパンが8,600人に行った「退職のきっかけ調査」(2018年)では、退職を考えたきっかけとして、「やりがい・達成感を感じない」が全体の第2位で36%というデータが出ています。
ちなみに、第1位は「給与が低かった」が39%でした。
この結果から、この記事を書く前提として、
”生活の安定なくして仕事のやりがい無し”
ということです。
仕事をするうえでやりがいがあるに越したことはない。これは間違いないのですが、生きるために働いている以上、仕事での待遇(給料・休暇・福利厚生)を無視することはできないのです。
仕事でやりがいがないと感じる瞬間
「仕事でやりがいがない」という事実が会社を辞めたくなる重要なポイントになることが分かったところで、仕事でやりがいがないと感じる瞬間について挙げてみました。
- 仕事の成果が目に見えない時
- 正当に評価されない時
- 自分の成長が感じられない時
- 仕事上で人とのつながりを感じられない時
仕事の成果が目に見えない時
自分がやったことが形になる仕事は「やりがい」を感じやすいです。
自分がやったことに対する相手からのリアクションの有無が大きな違いになるでしょう。
自分が作った広告が世に出たり、自分が考えた名前が採用され商品が販売されたりする仕事は「やりがいがある」と言えるのではないでしょうか。
一方で、単純作業の繰り返しであったり、会議のための資料を作るだけの仕事は、自分の仕事が何の役に立っているかが見えづらく、やりがいを感じることが難しいです。
ちなみに、大企業の仕事は、会社自体が動かす仕事はスケールが大きいものの、それを多くの人で分業して仕事を進めているため、自分の存在意義が見出せず、やりがいを感じれない傾向にあります。
会社が大きいほど自分の存在がちっぽけに感じるのです。
正当に評価されない時
仕事の成果が正当に評価されないのは、やりがいを失います。
例えば、営業成績が給料に反映される仕事ならやりがいがあるでしょう。仕事で成果を出した分だけ給料がアップするのですから当然ですよね。
ですが、そういった業績連動ではない給与体系の方も多いかと思います。
人事評価や業績が数値で表せない仕事をしている場合(例えば総務職や企画職)、人からの評価、つまり上司からの評価によって給料やポストが決められていることでしょう。
サラリーマンの人事評価は能力の他に運も必要で思うようにいかない・・・
その状況で、上司から不当に低い評価をされていたり、同期入社の同僚に比べて評価が低かったり、仕事の頑張りが思うように評価されない時の対処法については、「人事考課に不満!ショック!次回の評価をアップさせる方法と立ち直り方」で紹介しています。
また、人の目に見えないところで根気よく頑張っていても評価されず悩んでいいるという方は、「仕事でどれだけ雑用しても評価されない理由【雑用は無駄なのか?】」も参考にしてください。
自分の成長が感じられない時
「仕事」と一言でいっても仕事の種類は無数にあります。
新入社員が、最初は何もできなくても経験を重ねることで、できることが増えていくのは、本人が成長しているからです。
そして「できること」が増えていくのは本人にとって非常に大切なことで、更に仕事を頑張ろうと思えるのは、本人が成長を自覚できているからです。
ですが、会社員になって何年か経つと、仕事に慣れがでてきて、徐々に「新しいこと」が減り、それに伴い「できること」が増えなくなります。
すると仕事上の成長を感じることができず、「やりがいが無い」と感じるようになるのです。
新しいことに挑戦し続けられる環境に身を置くことが大切ですね。
直近1年で自分ができることが増えたと感じる経験や成長したと感じる経験をしていない場合、成長が止まっている危険性がありますから、「スキルが身につかない仕事を続けるのは危険!スキルを身につける3つの方法」を参考にしてみてはいかがでしょうか。現状の打開策が見つかるかもしれません。
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仕事上で人とのつながりを感じられない時
仮に、成果が見えづらい仕事内容でも、同じ職場の人と何かを協力して成し遂げる、「あぁでもないこうでもない」と言いながら仕事を進めていくのは生きている気がします。面倒なことも楽しいと感じることができます。
ですが一方で、人と関わる機会の少ない仕事かつ仕事自体に魅力を感じていない場合、仕事のやりがいなんていうのは一切無いでしょう。
とは言え、人と接することは非常に疲れますし、人と接するから調整ごとや悩みごとが生まれます。
ここでも、やりがいと仕事の楽さは表裏一体なのかもしれません。
>>関連記事:【会話がない職場が辛い】息が詰まりそうな職場の雰囲気を変える方法
仕事にやりがいを見つけられる人とそうでない人の差
さて、ここで本題となりますが、同じ仕事内容でもやりがいを感じれる人と感じられない人には差があると筆者は考えます。
それは次の2つです。
- 行動力
- 心・時間の余裕
1つめの行動力がなぜ必要なのでしょうか?
それは、行動力があることで、1つの仕事でも様々な角度から考え、多くの人を巻き込んで仕事をすることに繋がるからです。
例えば、同じ仕事を前年踏襲でこなすだけの人は、新しい知識や面倒な調整事もなく仕事を終わらますが、前年よりも自分なりに良いものを作ろうとすると、新しい知識が必要になるため勉強したりすることで、自然と仕事に対して能動的になります。
そうして、必然的に仕事に主体性が生まれ、やりがいを感じられるのです。
また、2つめの「心・時間の余裕」が必要な理由としては、1つめの理由の例で挙げたような、「前よりも良くしよう」という気持ちを持つためには、心の余裕や時間の余裕が無ければ考えるまで至りません。
仕事が忙しすぎて、余計なことを考えることなんてできない場合、ただただ作業をこなすだけとなり、そこに主体性は生まれません。
仕事のやりがいを見つけるための余裕を持とう
ここまで述べてきたように、目の前の仕事に「やりがい」を求めるためには心の余裕が必要です。
仕事の意味や価値について考える暇もないほど、仕事をこなすことに追われて忙殺される日々を過ごしていれば、「辛い」「辞めたい」「しんどい」などのマイナスな印象を感じることしかできなくなってしまいます。
仕事にやりがいを感じられないうえに、激務を強いられているのなら、まずはその生活から脱却するために転職を検討した方が良いです。
とは言ってもいきなり転職はなぁ
今の時点で会社を辞めるつもりがなくても、いざという時のために準備だけはしておきましょう。
準備といっても簡単です。
どのような求人情報が世の中にあるのかを把握しておくことだけ。
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転職活動の準備を始めるなら、次の方法がおすすめです。
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