✔ 仕事が終わったから早く帰りたい
✔ でも、周りの人は残っているから帰りづらい
自分の仕事は終わっているのに上司も同僚も残業しているから帰りづらい。
会社員なら誰しも経験したことはあるのではないでしょうか。
私も、自分だけ先に帰ることで周りからどう思われているのかが怖くて無駄に残業してしまうことがありました。
『お先に失礼します!お疲れさまでした!』
何も気にせず、この一言を言えることができれば、どれだけラクなことか。
いやいや、全然問題ないです。自分のすべきことが終わっているのなら先に帰れば良いのです。付き合い残業なんてやめましょう。
✔ 仕事が終わったのなら早く帰るべき
✔ 会社に遅くまで居る人に合わせるのは損
仕事が終わっているのに帰りにくい原因とは
自分の仕事が終わっているのに、なぜ日本のサラリーマンは付き合い残業をするのでしょうか。
考えられる原因を挙げてみました。
- 自分以外の社員が残っている
- 上司が残っている
- 自分が暇だと思われたくない
自分以外の社員が残っている
人は周りの環境に大きく左右されますから、自分以外の社員が残っていると、自分も残らないといけないように感じる傾向があります。
飲み会などの行事で、隣の部署が早く帰ったことで職場に人が少ないと、『仕事は終わらせて早く帰ろう』と思ったこともあるでしょう。
仕事が終わったのに、なんとなく周りの環境に合わせてしまうことが1つの原因です。
また、周りの社員同士の残業時間におけるコミュニケーションが多い場合、なんとなく置いて行かれている気になることも。
上司が残っている
上司が自分よりも遅くまで働いていると、次のようなことを考えてしまいがち。
『早く帰ろうとする自分に不満を感じていないか』
『上司より早く帰ると評価が下がるのではないか』
上司が早く帰ってくれると気が楽ですよね。
上司が残業している場合、何かできること、手伝えることが無いか確認して何も無ければ帰りましょう。
ただただ気を遣って付き合い残業する必要は無いのです。
自分が暇だと思われたくない
周りが忙しそうに働いているほど、自分だけ暇であることに罪悪感を感じてしまいがちです。
そんな「やるせなさ」がある状態で先に帰るのはもっと辛いですよね。
その辛さに耐えられず、残業してまでやるべき仕事は無いのに、とりあえず席に座って付き合い残業をしてしまうのです。
仕事で先に帰りにくい人が「お先に失礼します」を気持ちよく言えるためには?
自分の仕事は終わっているのに付き合い残業をしてしまっている人が、気にせず『お先に失礼します』を言えるようになるためには、
考え方を変える必要があります。
やるべきことがあるのに先に帰るのは職場の信頼を失うこともあるので、仕事はきちんと済ませたうえで帰りましょうね。
何かお手伝いできることはないですか?という魔法の言葉
自分の仕事が終わっていれば心に余裕があるはずです。
自分だけ仕事が終わって早く帰ることに申し訳なさを感じるのであれば、「何かお手伝いできることはないですか?」と聞いてから帰るようにしましょう。
筆者の経験上、この質問をして「それなら・・・」と仕事が降ってきたことはありません。
日本人は付き合い残業に縛られている
OECD(経済協力開発機構)が集計した2018年のデータでは、日本人の労働時間は、G7の比較では4番目に長いと言われています。(参照元:コニカミノルタ)
日本は世界的に見ても残業が多いイメージがありますが、意外と中位に位置しているのです。
そこで、労働時間とは別の観点で考えてみると、「働き方の柔軟性」という観点で見たときに、世界各国との差が表れてくるのです。
日本人の働き方について、日本在住の外国人に聞いてみた(抜粋)
https://www.deltamarketing.co.jp/personnel/column/1644.html
・真面目で整然と順序通り規則正しく仕事をしますが、上司が帰るまで帰らないというのは理解できない。(シンガポール/男性/20代後半)
・会社に思いっきり尽くす人たちが多すぎて、不健康。日本には有給があっても取らない人たちが多すぎる。人生のプライオリティを考えながら仕事をしている(フランス/女性/20代後半)
・遅くまで働いて、なぜ遅刻せずにちゃんと仕事できるのかといつも思っています。(ロシア/女性/20代前半)
いかがでしょうか。外国人から見た日本人は、「上司に合わせる」「会社に尽くす」というイメージが強いようです。
グローバルスタンダードで考えれば、「付き合い残業」が一般的ではないことがわかりますね。
日本人の付き合い残業精神は異常だということ!
自分が思っているほど周りは気にしていない
『帰りにくい』と思うから先に帰ることに罪悪感を感じてしまうのです。
労働法上も、就業規則上も、就業時間が終われば働く必要は全くないのです。
働かなければならなくさせているのは何ですか?
それはあなたの思い込みです。仕事が終わったのなら気にせず帰ってしまえば良いのです。
あなたが時間中の仕事をしっかりとやっていれば問題無し!
「早く帰る人」のイメージを持ってもらえれば勝ち
仕事ができることは大前提ですが、普段から早くで帰ることで、「早く帰る人」というイメージを持ってもらうことができます。
それでも、トラブルが発生した時など、緊急時は献身的に「頼りになる人」に変貌することも重要です。
基本は「早帰り」 必要な時は「頼りになる人」
あなたはこのような社員に不満を持ちますか?大事な時に戦力になってくれるのであれば特に悪く思うことも無いでしょう。
要領良く生きたいですね。
あなたが時間中の仕事をしっかりとやっていれば問題無し!
残業代を稼ぐために残っている人は意外と多い
残業代がきちんと出る会社ほど、残業代のために会社に残っている人は意外と多いものです。
残業代が自分の小遣いになる人は特にその傾向があります。
ただし、残業代目当ての残業に生産性なんてあるはずもなく、会社にぶら下がり、会社への依存度を高めるだけです。
目の前の残業代を得るために意味の無い残業をするよりも、自分への投資や家族との時間に費やした方が、今後の人生を考えるとプラスに働くはず。
会社の残業代を当てにせず、自分のスキルで稼いでみたい方は「【意外と簡単】普通のサラリーマンでも月1万の小遣いを稼ぐ方法6選」をどうぞ。
残業目当てで残っているだけの人、意外に多いですよ!
帰ってやりたいことがある人は幸せ
残業代目当ての残業を続ける人の共通点として、家に帰ってもやることがない、居場所がないことが挙げられます。
働き方改革により残業規制がなされ、家に帰るまで街をふらつく「フラリーマン」が大量発生したこともニュースになりました。
家に帰ってやること、やりたいことがあるなら、胸を張って『お先に失礼します!』と言えるのではないでしょうか。
帰ってやることがあるなら、それがあなたの生きる意味!
仕事が終わっているのに帰りにくい職場は理想の職場なのか
仕事が終わっているのに付き合い残業をしている人で溢れかえっている?
あなたの職場は大丈夫ですか?
✔ 上司が残業している人を評価する傾向がある
✔ 仕事から帰ってもやることがない人が多い
✔ 残業代目当ての社員が多い
✔ 『残業時間からが本番だ』という先輩社員がいる
上記に当てはまる場合は、働き方を変える必要があります。
ただ座っているだけの社員が淘汰される時代はいずれやってきます。
安定と言われる大企業でさえも、年功序列の終身雇用が崩壊し始めていると言われています。
>>【関連記事】大企業はもう安定ではない?昨今の人員整理をまとめてみた
周りからの評価を気にして貴重な時間を無駄にするのはやめませんか?
そんな時間があるのなら、資格の勉強、副業など、自分への投資の時間に回すべきです。
付き合い残業ばかりで成長意欲のない職場を変えるなら転職を検討することもアリです。
>>【関連記事】今すぐ転職活動を始めない人も転職サイトの登録をしておくメリット
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以上、自分の仕事をしっかりとこなしてさえいれば、「帰りにくい」と思う必要なんて全くないことが分かるはずです。
明日から胸張って退勤しましょう!