✔ 同じ部署なのに仕事量が特定の人に偏っている。
✔ 自分もその一人で不公平さを感じる。
同じ部署でも、担当者ごとの仕事量に差があるのはよくあることです。
早く帰れる人もいる一方で、仕事が溜まりすぎて残業続きなんて人も。
上司が仕事量の偏りを気にしてコントロールしてくれれば良いのですが、なかなか細かく管理してくれる上司は居ないものですよね。
ですので、『自分だけ仕事量が多い!』と不満に感じたときに、「自分でできる方法」をテーマにこの記事を書きました。
✔ この記事を読めばわかること
仕事量を減らす方法
自分だけ仕事量が多いときにやってはいけないこと
自分だけ仕事量が多い理由は?
自分だけ仕事量が多いと感じたときに考えられる原因はなんでしょうか。
仕事を断るのが苦手だから
仕事をきっぱり断ることができず引き受けてばかりだと仕事量が増えてしまいます。
この仕事、○○さんで良かったよね?
明らかに自分の仕事なら嫌な顔せず引き受けた方が良いですが、他の人との線引きがあいまいな仕事を全て引き受けてしまっていませんか?
「これってどっちの仕事?」というのは部署間・担当者間でもよくあることです。
相手と揉めるのが面倒で引き受けてしまっていることもあるでしょう。
仕事が暇になるのが怖いから
『自分の仕事が無くて暇』
『必要とされていないと感じる』
そんな状態になることを恐れて積極的に仕事を貰ってしまう場合も仕事量が増えがちです。
あまりに積極的に仕事を取りにいきすぎると、部署間・担当者間の業務分担を崩壊させてしまうことにもなります。
業務分担を越えて仕事をしてしまっていないか?
といった意識をしてみましょう。意外と人の仕事に手を出してしまっていることもあるかもしれません。
>>【勝手に人の仕事に手を出す人が嫌だ!】考えられる理由と対処法
上司に期待されているから
あなたが抱えている仕事量のうち、上司からの指示による仕事はどれぐらいありますか?
上司からの指示による仕事が大半を占めているのなら、上司はあなたに期待しているのかもしれません。
○○さんの成長に期待して、責任のある仕事を多く与えたい。
しかし一方で、他にも社員が居るにも関わらず特定の人にだけ仕事を与えている上司はパワハラの可能性もあります。
期待されているのか?ただただ仕事を押し付けられているだけなのかは見極める必要があるでしょう。
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周囲から信頼されているから
あなたにばかり仕事が集まってくるのは、純粋にあなたが周囲に信頼されているからかもしれません。
ここで、他部署の社員の立場になって考えてみましょう。
他部署の社員があなたの部署に仕事を頼みたい時、どちらの社員に仕事を頼むでしょうか。
- 仕事はデキないが暇にしていそうな社員
- いつも忙しそうで仕事がデキる社員
それは仕事がデキる社員ですよね。(まぁ、忙し過ぎてつかまらないなんてこともあるかもしれませんが・・・)
他部署からすると暇だけど仕事ができない人よりも、忙しくても仕事がデキる人に仕事をお願いするはずです。
仕事を人に振るのが苦手だから
仕事を人に振ることができないと、一生あなたは今の仕事をやり続けなければなりません。
仕事を人に振るのができない人の特徴としては次の点が考えられます。
- 自分の仕事を棚卸しできない(しない)
- 人に教える時間が手間だと感じる
- 今の仕事がなくなって新しい仕事を生み出すことができない
要約すると、「与えられた今の仕事をこなすだけで、今の状況をより良くしようと考えていない」と言えると思います。
自分の仕事がルーティン化したら誰でもできる仕組みを考える⇒人に教える⇒自分は新しい課題を見つけて仕事にする
このサイクルで仕事を回す意識を持ちましょう。
自分だけ仕事量が多い状況を脱却する方法
自分だけ仕事量が多い状態が続くのは精神的にも辛いですし、会社という組織で働いている以上、仲間と協力し合いながら仕事を進めた方が良いに決まっています。
嫌でも仕事が集まってくる人は、何をすれば仕事量を減らすことができるのでしょうか。
その仕事は誰がやるべき仕事なのかを考える
- 仕事を断る人が苦手な人
- 人に仕事を振るのが苦手な人
には、「その仕事は誰がやるべき仕事なのかを考えること」をおすすめします。
具体的には、
✔ 自分が引き受けるなら自分が引き受けるべき理由を言えるようにする。
✔ 相手に仕事を振るなら相手が仕事を引き受けるべき理由を言えるようにする。
ということです。
自分が仕事を引き受ける時も、人に仕事をお願いする時も、同じ考え方で”誰がやるべきか”を決めることができれば迷うこともありません。
1つ1つの仕事の意味と理由を考えると、あなたと相手との境界線がはっきり見えてくるのではないでしょうか。
境界線がはっきり見えていれば、断ることもお願いすることも気持ちがラクになるはずです。
仕事の効率化・自動化を検討する
仕事が集まってくることを拒むことができないのなら、今抱えている仕事を効率化・自動化することを考えるしかありません。
責任感がある人ほど、仕事を抱え込んでしまいがちですが、仕事を効率化させるという観点では、人に仕事をやらせることが有効なのです。
それには次の2つの理由があります。
■理由①
他の人の目であなたの仕事内容を見てもらうことで、意外な効率化策や指摘をしてもらえる可能性があるから。
■理由②
自分の仕事を棚卸しないと仕事をお願いすることはできないから。棚卸しには具体的に、「ToDoリストの書き出し」「マニュアル作成」が挙げられますが、どちらもやってみると今の仕事に新たな発見があるはずです。
自分だけ仕事量が多くて不満に感じてもやってはいけないこと
仕事が忙しいと心の余裕がなくなります。ですが、自分に仕事が偏ってしまっている状況で次の言動を取ることは控えましょう。
職場の人間関係を悪化させるなど、気付かないうちにトラブルの種をまいてしまっているかもしれません。
自分だけ忙しいアピールをすること
「忙しい、忙しい…」そう言って忙しいアピールをするのは避けた方が良いです。
忙しいアピールをしてくる人ははっきり言って鬱陶しいです。
こちらの記事に、私の身近にいる「忙しいアピールをする上司」について書いていますので是非読んでみてください。
仕事量についての悩みを誰にも相談しないこと
あなただけ仕事量が増えているにも関わらず、誰にも相談しないまま1人で抱え込むのはやめましょう。
悩みを打ち明けずに無理を続けていると、知らず知らずのうちに「うつ病」にかかってしまうこともあります。
身近な同僚や上司に相談できない状態なら、会社のヘルプラインや厚生労働省にも電話相談窓口が整備されていますので、そちらを利用することを強くおすすめします。
自分は優秀だと勘違いしないこと
たまたまあなたが居る部署のポスト的に、仕事が集まってきやすいという場合も考えられます。
仕事が集まってくる=自分は優秀
だとあなた自身が思い込んでいても、周りはそんなことは思っていないということもあります。正直イタいですよね。
何事も謙虚に振る舞うことが肝心です。
自分だけ仕事量が多いときに考えるべきキャリアステップ
自分だけ仕事量が多くて不公平。
転職しようかな?
自分だけ仕事量が多くて今の会社を辞めようかと悩んでいる場合は、次の基準で自身のキャリアを考えてみることをおすすめします。
今の会社でキャリアを重ねた方が良いケース
次に当てはまる場合は、可能な限り今の会社で出世を目指してみた方が良いでしょう。
- 仕事量の多さは上司からの期待によるもの
- 今後の出世が望める
- 仕事をこなすことでスキルが身についている
>>スキルが身につかない仕事を続けるのは危険!スキルを身につける3つの方法
他の会社へ転職した方が良いケース
一方、次にあてはまる場合は今の会社はすぐに退職して他の会社を見つけた方が良いでしょう。
- 仕事の成果が会社に認められない
- 仕事内容が今後の会社生活に生きるものではない
成果されない仕事を続けていてもあなた自身のためになりません。
会社に搾取される前にキャリアステップを見直しましょう。
とはいってもいきなり転職を考えるのはなぁ
ちなみに、すぐに転職するつもりがなくても、転職サイトで求人を探してみるだけで外の世界を知ることができます。
どんな求人があるのかな?
と興味本位で見るだけでも良いので今の仕事と転職サイトに掲載されている求人の情報を比較してみてください。
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以上、自分だけ仕事量が多くて不満だと感じている方は、その理由を特定し、仕事量を減らすよう考えてみることをおすすめします。