大企業に内定が決まればモテる?
大企業に入社すれば合コンで引っ張りだこ?
大企業に勤めている友人は華やかな世界で遊んでいる?
大企業で働いていれば、異性からモテるだろうな。
このように、周りから羨望の眼差しで見られることを期待している人も少なくないと思います。
恥ずかしながら、大手インフラ企業で7年間勤務している私も少なからず期待を持ちながら入社したことを覚えています。
実際のところ
✔ 大企業の男性社員は30歳に近づくほどモテます
✔ 20代の若手社員でも大企業のネームバリューで合コンのセッティングに困ることはありません
このように、大企業の社員がモテることは間違いないのですが、モテるために大企業への就職に固執するのは考え直すべきだと筆者は考えます。
✔ 大企業の社員はモテるのか
✔ モテるために大企業への入社に固執するのは考え直すべき理由
大企業の社員はモテるのか?

合コン事情
大企業社員として合コンをしてきた感想を書きます。
- 合コンのセッティングに困ることはない
- 会社名を伝えれば、合コンを希望する女性はたくさんいた
- しかし、意中の女性と関係を持つことができるかは本人次第
といったところでしょうか。
既に私は結婚しておりますので合コンなどもっての外ですが、大企業はネームバリューがあるため、女友達からは「会社の同僚を紹介してほしい」とお願いされることは多いです。
ただし、つけあがり過ぎるのも禁物です
会社のネームバリューに興味が無かったり、企業に対する教養が無い女性は、会社名すら知らない女性も稀にいます。
「自分の会社の名前は知っていて当たり前」という思い込みには注意すべき
婚活事情
世の中の女性が、結婚相手に求めたい年収は400万円~600万円と言われています。
大企業と中小企業の会社員の平均年収は次のとおりです。
<企業規模別平均年収>
大企業 | 中企業 | 小企業 | |
20代後半 | 414万円 | 379万円 | 316万円 |
30代前半 | 504万円 | 438万円 | 405万円 |
※20代出元(https://heikinnenshu.jp/kininaru/24sainenshu.html)
※30代出元(https://heikinnenshu.jp/kininaru/30sainenshu.html)
女性が結婚相手に求める年収と企業の平均年収を見れば、世の中の女性が大企業のサラリーマンに飛びつくのは自然なことですよね。
ここまで、「大企業の社員がモテるのか?」という問いについて、合コン事情、婚活事情の観点から考えてきましたが、ゴール(女性と関係を持つ)に辿り着くのは本人次第だが、スタートライン(女性が男性に求める水準)には立てている。と言えます。
大企業の社員がモテる理由

将来性があるから
女性の方が打算的なため、男性と比べて結婚相手の経済力に重きを置く傾向があります。
前の項目で述べたように、中小企業の会社員と比較して年収が高い大企業の社員がモテやすいのは明らかですよね。
でんけん
経済力目的の女性には捕まらないように気を付けたいところですが…
身だしなみ等の外見が整っているから
厳しい就職活動で大企業の内定を勝ち取るには、ある程度の外見(特に清潔さ)が必要です。
就職試験で面接が存在する以上、見た目が合否に影響を与えることは否定できませんよね。
大企業に内定をもらう人を平均すると、外見のレベルが高くなる傾向があるのは想像してもらえれば分かっていただけると思います。(会社によっては「顔採用」というのもあるようです。)
なお、ここで言う「見た目が良い」とはイケメンを指しているのではなく、清潔で明るい印象があることを指していますので誤解されないようにしていただきたいです。
コミュニケーション能力が高いから
これも外見の話と同じです。
就職試験を勝ち抜くには、面接でその会社への志望動機や自分についてのアピールを説得力持って話すことが必須です。
また、集団面接での協調性についても見ている企業は多いため、厳しい就職試験を勝ち抜いた大企業の内定者=コミュニケーション能力が高い傾向にあるという構図も理解はいただけるのではないでしょうか。
「彼氏が大企業勤務」という肩書は女性にとって魅力的だから
女性も1人の人間なので、自分をより良く見られたいという思いは当然あります。
高級ブランドバッグや高級ブランドアクセサリーを身に付けたい。という欲求と同じように、彼氏にもステータスを求める人も少なくないでしょう。
そうした場合に、「名前も聞いたことのない会社に勤めている彼氏」よりも「名前の知られている大企業に勤めている彼氏」の方が有利なのは明らかですよね。
なお、この話においては個人差や地域差があるため、あまり名前が知られていないB to Bの大企業よりも、地元で有名な中小企業の方が女性ウケが良いこともありますので、一概には言えないこともあります。
モテるために大企業への入社に固執するのはリスクが高い

ここまで、大企業の社員はモテやすいことについて述べてきましたが、「モテ」に固執して大企業へ入社することは、次のとおりリスクが高いです。
僻地への転勤のリスク
大企業は転勤が多いです。入社する会社の事業所・拠点に僻地が含まれる場合は注意が必要と考えます。
ここまで述べてきた「大企業はモテやすい」というのは、都市圏ではその傾向がありますが、僻地(田舎)へ行けば行くほど大企業のネームバリューは通用しなくなります。
実際に筆者も、とある地方都市で勤務した経験がありますが、「会社の名前でモテる」「会社の名前で合コン」というのはほとんどありませんでした。
華やかな社会人生活に胸を膨らませていたのに、僻地勤務となり数年間を棒に振る。
なんてことも起こり得るのであらかじめそのリスクを分かっておきましょう。
また、転勤地で出会った女性と付き合ったのに、度重なる転勤で遠距離恋愛・・なんてこともよくあることです。
モテが必要な期間は限られているが、会社人生は長い
就職活動を行っている学生の時には、入社してすぐのことをイメージしがちです。
そこで考えてただきたいのは次の視点です。
「モテ」が必要な期間はどれくらいなのか?
よっぽど
「一生モテ続けたい、1人の女性を一生愛すなんてまっぴらだ!」
という人でなければ、20代前半に入社したとして、「モテ」が必要なのは結婚するまでの約10年程度、長くても15年ではないでしょうか。
一方、会社生活は40年続くため、「モテたいから大企業に入る」という視点だけで就職先を探しているのであれば
一度考え直した方が良い。と筆記は考えます。
大企業に入ればモテるかもしれないがそれだけで今後の人生を決めるべきではない

最後に、この記事の内容を次のとおり整理します。
◆大企業の社員はモテるのか
①合コンも婚活でもスタートラインでは優位な立場に居る
②ただし、関係を持てるかどうかは本人次第
◆大企業の社員がモテる理由
①将来性があるから
②身だしなみ等の外見が整っているから
③コミュニケーション能力が高いから
④「彼氏が大企業勤務」という肩書
◆モテるために大企業への入社を固執するべきでない理由
①僻地への転勤のリスクがあるから
②モテが必要な期間は短いから
大企業がモテるというのは、スタート地点で有利な立場にあるだけで、実際にモテるかどうかは正直本人次第です。
就職活動をしている時は気になる「モテるのか?」という観点は長い会社人生で見たときには小さなことなので、視野を広く持ち、他の観点からも企業選びをすることをおすすめします。