都会のオフィスで働く姿を想像していたのに配属されたのは田舎で僻地勤務・・・
日系企業では、新卒で入社した社員に、現場の最前線で修業をさせる習慣があります。
この傾向が多いのは、インフラ系やメーカー系。
本社でバリバリ働くのをイメージしていたのに・・・
いえいえ、東大卒のエリートも、おかまいなしに2~3年の僻地勤務を強いられます。
実は、大手インフラ企業に7年勤める私も、今や都会で勤務していますが、入社配属で僻地勤務を言い渡され2年間田舎暮らしをした経験があります。
私自身、僻地での2年間は意外にも楽しく過ごすことができたのですが、
✔ 田舎暮らしは嫌だ
✔ 僻地勤務になるぐらいなら会社を辞めたい
そう思う人もいるのではないでしょうか?
この記事では、都市出身の私が実際に2年間僻地を経験して感じたことをお伝えします。
元々都会で生まれ育った人にとっては、田舎暮らしとのギャップが大きいですからね。
✔ 僻地勤務になるとどうなるのか
✔ 僻地勤務で良かったこと
僻地勤務に少しでも辛さを感じているなら、
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準備といっても簡単です。
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僻地勤務になるとどうなる?
「僻地勤務のアフター5」はつらいです。特に帰宅したら1人ぼっち場合は。。。
そんなボヤキはさておき、僻地勤務になるとどうなるか?
筆者の実体験を元にご紹介します。
- 休日にやることがない
- 地元に帰省した後の帰りの寂しさが異常
- 車が生活必需品
- 貯金と友達との遊びを天秤にかける必要がある
- 婚期が遅れる可能性が高まる
①休日にやることがない
近所に友人は居ない。ショッピングモールなどの娯楽もない。
そんな環境で時間を持て余すことになります。
最初のうちは、その地方ならではの観光地に1人で行ってみたり、名物を食べに行ったりするものの、次第にやることは尽きてしまいます。
予定の無い休日はDVDを借りて映画を見ていたのですが、今思えば自己投資に充てるべきだったと後悔しています。
- 資格の勉強
- 英語の勉強
- プログラミングの勉強
- 副業を試してみる
人生の先輩方はよく『若いうちにたくさん勉強しておけば良かった』と言いますが、30歳近くなってその言葉が身に沁みます。
>>【休日は寝るだけの習慣を変えよう】1人でできる休日の過ごし方8選
>>【意外と簡単】普通のサラリーマンでも月1万の小遣いを稼ぐ方法6選
②地元に帰省した後の帰りの寂しさが異常
田舎での時間つぶしをやり尽くすと、地元に帰省して友人と遊んだり、恋人と会うことが多くなります。
週末は地元と配属先(田舎)を往復する生活になるのですが、楽しい地元から寂しい田舎へ帰る”日曜日の夜の寂しさ”はもう経験したくありません。
地元が都会であるほど、「明るく楽しい地元」と「暗く寂しい田舎」のギャップが大きいのです。
③車が生活必需品
都会では車を所有していない人も多いですよね。
一方、田舎では車が無いと生活できません。車は家族に1台どころか、1人1台が一般的です。
僻地配属が決まったら車を買いましょう。
『車を買うのはもったいない』
『本当に生きていけないのか?』
生きていけない訳ではないですが、行動の自由が失われます。
配属された地方を楽しむためには、車が必須ですね。
私は自動車会社の回し者でもなんでもないですが、車の無い田舎生活を2、3年続けるのは現実的でないので配属が決まったら即効購入を検討しましよう。
車が無いと外食や買い物も一苦労ですよ。
④貯金と友達との遊びを天秤にかける必要がある
田舎は娯楽がないのでお金を使う機会は減ります。
そのためお金が貯まるかと思いきや、寂しい週末を埋めるために地元に帰省するだけでも交通費が馬鹿にならないです。
次第に地元へ帰る機会も減り、貯金のために友人とは疎遠になるのは致し方ないでしょう。
いずれ、結婚したり子供が生まれると学生時代に付き合っていた友人と会う機会は一気に減ります。
無理に付き合いを続けるよりは、自分の将来を見据えて自己投資する方がメリットが大きいです。
⑤婚期が遅れる可能性が高まる
特に20代から30代にかけての僻地勤務では、婚期が遅れる可能性が高まります。
理由としては、僻地には人口が少なくてそもそも出会いがありません。
町が小さければマッチングアプリで出会おうとしても実は知り合いだったなんてこともあります。
僻地勤務で結婚する人は
・社内結婚
・遠距離恋愛が続いて結婚
がほとんどです。
また、恋人ができたとしてもいずれやってくるかもしれない転勤がちらつき結婚に踏み出しにくいという考えもありますよね。
僻地勤務はライフプランを考えるうえでデメリットになる可能性が高いのです。
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僻地勤務で良かったこと
マイナスイメージを持たれがちな僻地勤務ですが、僻地勤務なりのメリットもあります。
- 通勤ストレスがゼロ
- 都会ではできない趣味を手軽にできる
- 人が温かい
①通勤ストレスがゼロ
通勤のストレスだけを考えれば田舎の圧勝です!
田舎なら満員電車に揺られて通勤する必要はありません。
駅のホームに並ぶことも、蒸し暑い中電車内に押し込まれることも、一切なくなります。
私の場合は会社の近くの寮に住んでいたので、通勤時間は10分程度ですし、他の人と接触することなく通勤できるのは非常にストレスフリーでした。
車通勤だったとしても、田舎なので朝の通勤ラッシュの交通量も大したことはありません。
終電の概念が無い田舎の場合、飲み会が午前2時3時まで続くことがあるので、その点ではデメリットかもしれません。
『終電なので帰りましょう』が存在しません・・・
②都会ではできない趣味を手軽にできる
都会では体験できない大自然のアクティビティを満喫することができるのは、僻地勤務の魅力ではないでしょうか?
山の近くなら |
・ゴルフ場が近い |
海の近くなら | ・サーフィン ・マリンスポーツ 等 |
都会に住んでいれば、2、3時間かけて遠出しなければならないですが、現地に住んでいれば気軽に楽しむことができます。
また、こういったアクティビティに併せて山の幸・海の幸が現地で堪能できるという魅力もあります。
現地の食べ物は安くて美味しい!
③人が温かい
田舎は人と人の距離が近いと言いますが。これ本当です。
地域性なのか、昔からその土地に住んでいる人が多いからなのか、正確な理由は分かりませんが、都会よりも人と人との距離が近いです。
結果して、現地で勤務する方々も人の良い方が多く、職場の人間関係で困ったことは一度もありませんでした。
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僻地勤務が嫌ならUターン転職する
私自身は僻地勤務を振り返ってみると、なんだかんだ楽しかったです。
そこでしかできない経験もあったので、若い時に僻地勤務を経験することにはどちらかと言えば肯定的です。
新しい経験は自分の知見を広げますからね。
ですが・・・
『田舎暮らしはまっぴらごめんだ』という人にとっては苦痛以外の何物でもないと思うのです。
ましてや入社配属で僻地勤務がある企業は大抵、その後も転勤で僻地勤務になる可能性が高いです。
もし、『自分に田舎暮らしは向いていない』と思っているのなら、今すぐ転職した方が良いと思います。
何も行動に移さず、年数を重ねるほどあなたの市場価値は落ちていくからです。
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僻地勤務だからと言ってすぐに転職することは考えていないあなたへ
現実的に転職を考えていなくても、
『田舎暮らしは嫌だなぁ』とぼんやり感じるのであれば、
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私も転職サイトへ登録していますが、外の世界(よくある求人、自分に向いてそうな求人)を知ることで視野を狭めないように気を付けています。
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以上、この記事では僻地勤務のリアルについてお伝えしましたが、田舎で暮らすことへの耐性がある人ない人がいると思います。
自分はどうなのか?客観的に見つめ直して
『僻地勤務を人生の糧にする』あるいは『早めに見切りをつけて一生都会で働ける環境に身を置く』のかを考えてみてはいかがでしょうか?