特に大きなミスを起こした覚えはないのに、職場で必要とされてないと感じる・・・
人には承認欲求というものがありますので、誰かに必要にされていると感じられない場合、うつになる可能性があります。
職場で必要とされていないと感じる場合
『会社に行きたくない』
『自分の仕事に自信が持てない』
『自分なんか誰の役にも立っていない』
という負の感情が頭の中をぐるぐると駆け回りますよね。
大手インフラ企業に7年勤める私も、大きな会社における自分の存在価値について悩んだことがあります。
仕事への向き合い方を変えることで状況は逆転させることができます。
✔ 職場で必要とされてないと感じる理由
✔ 職場で必要とされる人になるための考え方
職場で必要とされてないと感じる理由

はじめに、職場で必要とされてないと感じる理由について考えてみましょう。
自分が居ても居なくても変わらない
『自分にしかできないこと』『自分がやならければならないこと』が無いと、自分が職場にいる理由が見い出せなくなります。
人は人に頼られてこそ、自分の存在意義を感じるのです。
相談されない、話かけられることもない、電話も着信もない・・・
そんな状況が続けば、『自分なんて必要とされていないんだ』と胸が締め付けられる感情になりますよね。
仕事で結果を出してない
仕事で目立った結果を出すことができていないと、自分の存在価値が分からなくなることがあります。
『自分はこれをやった』と胸を張って言える結果さえあれば、自分は必要とされていないなんて感じることはなくなるでしょう。
また、仕事で結果を出していない状況では当然重要な仕事が与えられることもありません。
その結果『仕事が楽しくない』という負のスパイラルに陥っていくのです。
仕事にやりがいを感じられない
たとえ自分の担当する仕事があったとしても、その仕事にやりがいを見い出せていない状況。
つまり、「今の仕事は自分以外の人でもできるもの」と感じてしまっている場合です。
自分の能力であればより高いレベルの仕事ができるはずなのにと感じている場合によく抱く感情ではないでしょうか。
職場で必要とされてないと感じる人がまずすべき3つのこと

それでは、職場で必要とされている人とはどのよう人なのでしょうか。
必要とされてない人との違いは?
職場で必要とされる人と必要とされていない人を比べることで、必要とされている人に近づけるよう努力すべきです。
①:声をかけてもらえる人を目指す
職場で必要とされる人は、何かあれば声をかけてもらえる人です。
周りの人が仕事のことで行きづまった時や分からないことがあった時に頼られる人なのです。
『とりあえずあの人に相談してみよう』
『あの人に聞けば何か手掛かりが掴めるかも』
このように思われている人はあなたの職場にも居るはずで、あなたがイメージした人が声をかけてもらえて職場から必要とされている人でしょう。
声をかけてもらうためは、日常的にあなたから声をかけてみましょう。
ちょっとした悩み事や相談事が自然と集まってくるかもしれません。
②:自分の強みを把握し、知ってもらう
『あなたではないとダメ』
『あなたに相談したい』
そう思われている人は、他の人にはない”強み”を持っているはずです。
言ってしまえば、職場におけるあなたらしさは何か?ということです。
① いつも気さくで仕事を頼みやすい・聞きやすい
② 誰にも負けない専門性がある
③ 社内の人脈に強い
④ 忙しい時でもすぐに対応してくれる
⑤ PCスキルに長けている
⑥ 雑用を嫌な顔せず引き受けてくれる
上記はあくまで一例ですが、職場で必要とされる人が持っているであろう強みを考えてみました。
②や③は会社での経験が長くないと難しいかもしれませんが、①④⑥は誰でも”強み”にできるものです。
自分の強みを探しましょう。些細なことでもOK。『●●と言えばあなた!』と言える強みが無ければ作りましょう。
③:仕事に自分なりの付加価値を与える
✕ 自分でなくても良い
↓
◎ 自分でなければならない
あなたは今、目の前にある仕事に対して『自分でなければならない』と胸を張って言えますか?
目の前の仕事に『自分ならではの付加価値』を与えられる人は、きっと職場で必要とされる人でしょう。
自分の価値を与えられる人には、相手にとっての価値が何かを知る必要があります。
相手にとっての価値は、相手によってさまざま。
『自分に何ができるか?』という視点だけでなく、
『何をすれば相手は喜ぶか?助かるか?』という視点持って仕事をすることが大切です。
自分の仕事は相手が居てこそ成り立っている。相手が何を求めているかを考え追求しましょう。
職場で必要とされる人になるための考え方

ここまで、職場で必要とされる人とそうでない人の違い、必要とされる人になるための考え方についてお伝えしてきました。
✅職場で必要とされる人の特徴
①声をかけてもらえる人
②自分の強みを知っている人
③仕事に付加価値を与えられる人
✅職場で必要とされる人になるための考え方
①日常から積極的に声掛けを行う
②自分の強みを見つける(些細なことでもOK)
③相手視点で仕事をする
自分は職場で必要とされていないのでは?と感じてしまうと、どうしても視野が狭くなりがちです。
しかし、このように振り返ってみてみると、今置かれている職場を大局的に見てみることで、「自分がどうあるべきか」を見つめ直すことができるのではないでしょうか?
自分に焦点を当ててばかりではなく、広い視野を持つことを忘れないようにしましょう。

