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【大企業の社員が無能と言われる理由】実在する無能社員の7つの特徴も教えます

大企業の社員には無能な人が多いの?
大企業って優秀な人ばかりじゃないの?

この記事ではこんな疑問にお答えします。

「大企業は腐っても大企業」という言葉があるかは分かりませんが、その「知名度」「安定性」ゆえに就職先として人気があることに間違いはありません。

ですが、次のツイートにもあるとおり、
大企業の社員は無能が多いと言われることもそれはまた事実なのです。

入社した時は学業の成績優秀で有名大学を卒業しているはずなのに、皮肉ですね。

この記事を読めばわかること

✔ 大企業に無能な社員が多い理由
✔ 実在する無能社員

大企業に無能社員が多い理由

リストラ 特徴

実際に筆者が大企業で働く中で感じる「大企業に無能社員が多い理由」について述べていきます。

概要は次のとおりです。

  1. パレートの法則はどの組織でも働くから
  2. 仕事の領域が小さいから
  3. 社外で役に立つスキルが身につかないから
  4. キャリア形成に結びつかない人事異動があるから

それでは詳しく見ていきましょう。

理由①:パレートの法則はどの組織でも働くから

感覚的にも実態的にも、大企業が多額の収益を生み出すことができているのは、そのビジネスモデルを構築したかつての先人です。

そして、そのビジネスモデルを受け継ぎ、激動の環境変化の中で試行錯誤を重ねつつ会社の成長を支えているのは、

”ほんの一部の人間”

であるということです。

これを「パレートの法則」といいます。

経済において、全体の8割の成果は、全体を構成するうちの2割が生み出している

これがパレートの法則の概念です。

小学校のクラスを思い出してください。
掃除の時間に一生懸命掃除をしている生徒はどれぐらいいましたか?

きっと一部の生徒が一生懸命掃除をしてくれていたお陰で綺麗な教室で授業を受けることができていたはずです。

少し脱線しましたが、大企業であってもそれと同じです。

従業員数が1万人の会社なら、8,000人がサボっていてもなんとかなるのです。

会社の規模が大きくなればなるほど、サボっている人の数が多く感じられるのは想像できますよね?

理由②:仕事の領域が小さいから

大企業では組織構成と業務分掌の整理がきちんとされています。

そのため、1人の社員が担当する仕事の領域が小さいです。

実際に、大企業ならではの国家規模の大きなプロジェクトでも個人の担当領域は、次のように細かく分けられています。

  • 1つの取引先の窓口業務
  • 業務の1工程で用いるシステムの開発
  • 作業者の安全管理担当

自分が担当している仕事が全体のどの部分なのかが見えにくいです。

したがって、自分の担当する業務が経理や法務など、他の会社でも使えるスキルであれば良いのですが、その会社ならではの仕事を担当している場合、外の会社で使えるスキルがつかないことが多い傾向にあります。

理由③:社外で役に立つスキルが身につかないから

前項でも述べた、その会社ならではの仕事として「組織を運営するために行う仕事」が挙げられます。

大企業は1つの部署だけでも人数が多いため、それぞれの部署に総務的な役割を担う箇所が存在します。

それがまさに「組織を運営するために行う仕事」となります。

このような仕事を担当していては、実務経験を積み上げることができないまま時が過ぎてしまうのです。

転職活動の際も「業務経歴」として書く内容が無いのは容易に想像できますよね。

スキルがつかない仕事の特徴についてまとめた「スキルが身につかない仕事を続けるのは危険!スキルを身につける3つの方法」も合わせてお読みください。

理由④:キャリア形成に結びつかない人事異動があるから

組織の新陳代謝を良くするべく存在するジョブローテーション(人事異動)により、キャリア形成を自分の意向通りに進めることができません。

大企業の人事異動は、個人のスキル向上が目的ではなく、将来のその会社の幹部候補として会社全体を知ることが目的なのです。

大企業で働く社員の立場からしても

「やっと仕事が身に付いてきた」

というタイミングで、
次から次への経験のない仕事をこなしていかなければならず、自分の思い通りにキャリア形成することができません。

大企業に実在する7人の無能社員

無駄 悩む

筆者が実際に体験した、大企業に居座る無能社員の実例について7つご紹介します。

  1. 自分のテリトリーを死守する人
  2. 「やれない・できない」が口癖の人
  3. 社内浮浪者
  4. 仕事を1人で抱え込む人
  5. しゃべるの大好きな人
  6. 部下指導できない上司
  7. 資料の体裁に無駄に時間をかける上司

それなのに世間よりも高い給料を貰っていることに驚きが隠せません。

①自分のテリトリーを死守する人

『それは私の仕事じゃないですよね?』

『 これ、よろしくお願いします』

このようなセリフを常套手段として、自分の仕事外はシャットアウト。

誰がやるべき仕事なのか決まっていない、もしくは判断が難しい仕事に対して相談しても、

『少なくとも私の仕事ではない』

というオーラを存分に醸し出します。

誰がやった方が良いのか。
どのように進めていくのが全体最適か。

といった建設的な意見すら発しません。

周りから多少嫌われようとも、自分が少しでも仕事をしないで済むよう自分のテリトリーを厳守するのです。

②「やれない・できない」が口癖の人

『この仕事やったことがないので…』

『このシステム触ったことがないので…』

このようなセリフを常套手段として、自分が経験したことが無いことは全て人に押し付けます。

『やれない』『できない』アピールをする人は、新しいことに挑戦する気概は全くありません。

実際、その仕事の内容やシステムの操作方法はマニュアルが作られています。

もし分からないことがあっても教えてもらえる職場環境にも関わらず、

「経験が無い=自分にはできない」

という身勝手な理論を振りかざし、他人に仕事を押し付けるのです。

③社内浮浪者

『あの人いつも食堂の隅っこに座っているけど、どこの部署に人なんだろう?』

いつもこのように周囲から見られている社内浮浪者が居ます。

ろくに仕事もせず会社の空きスペースを1日中放浪している人のことです。

おそらく職場でも必要とされていないから会社中を放浪するしかやることがないのでしょう。

所属する部署のメンバーにとっては、「仕事の役に立たない」「周囲に悪影響を与える」無能社員ですので、可能な限り関与することを避けたいです。

結果として、その無能社員は食堂や空きスペースに拠点を構え、1日が過ぎるのを待ち続けているのです。

実は、筆者も仕事が暇過ぎて辛かった時期があります。どんなに仕事にやる気があっても仕事が無い状態に陥ることもありますので、誰しも注意が必要です。

当時のことを振り返った記事が「窓際族は勝ち組なのか?社内ニートになりかけた大企業社員の経験談」です。

④仕事を1人で抱え込む人

『引き出しを開けたら過去の未処理の書類が大量に出てきた』

これは大企業に限ったことではありませんが、処理すべき案件の書類が溜まってしまい、パンクしてしまう社員がいます。

自分で処理しきれず、しかも周りに相談できないまま時が過ぎた挙句、後から依頼元の部署やお客さんからの指摘によって書類の持ち込みが発覚することがあるのです。

相談さえできれば良かったのに、それすらもできないことにより周囲に迷惑をかけてしまうパターンですね。

でんけん

このケースは、その状態に気づくことができなかった管理職や同僚にも非があるかもしれませんが、『報告・連絡・相談』は大切ということですね。

⑤しゃべるの大好きな人

『仕事で質問したいことがあるんだけど、あの人の話長いし回りくどい』

そう思われている人はあなたの職場にはいませんか?

1つ聞いただけなのに10のことを返してくる人を指します。

これは高学歴が多い大企業の社員に多い典型的な無能社員の1つで、

「人に教えたい」「自分の知識をさらけ出したい」

という一心で、1分で片付くであろう内容も、10分近く話を聞く羽目に。

分からないことがあってもこのような人と話す方が効率が悪いので、周囲から煙たがられています。

⑥部下指導できない上司

「上司」というのは肩書だけで、部下の指導ができない人が多くいます。

明らかに論点のズレたメール、段取りの悪い仕事の進め方をしていても見て見ぬふりをする上司が居ますよね。

「何も言わない上司」と「細かい上司」

部下からすれば一見、前者の方が楽なのですが、自分のためになるのは後者です。

細かい上司の下で働くのはメンタル的にも厳しい時はありますが、後から振り返った時に自分の成長に繋がったと思うのは細かい上司でした。

細かい上司の下で働いた当時のことを振り返って書いた記事が「【細かい上司がしんどい!】それでも私が細かい上司に感謝している理由」です。

「何も言わない上司」は、部下の成長を止めていることになりますが、大企業には「楽して自分だけ良ければOK」という人がたくさん居るのも事実です。

⑦資料の体裁に無駄に時間をかける上司

作成した資料を見せても、「てにおは」の修正しかできない上司がいます。

資料の中身や本旨には何も指摘できず、文言の表現を修正するだけで「やった気」になっている上司もたくさん存在します。

社内稟議を通すうえで、非常に無駄な1往復だなと感じることがしばしばありますが、このような「てにおは上司」に遭遇した場合は、我慢してやり過ごすしかありません。

大企業で無能にならないためにはどうすれば良いのか

出世できない どうなる

大企業で無能化しないという心意気のある方は、次の点を参考にしていただき、残り2割の会社にとって必要な社員を目指しましょう。

  1. 仕事内容に一喜一憂しない
  2. 出世して会社になくてはならない存在になる
  3. 市場価値を高めるべく自己投資に励む

①仕事内容に一喜一憂しない

一見何の意味があるの?と感じる仕事も、突き詰めて考えれば誰かの役に立っているのかもしれませんし、本当に意味のない仕事かもしれません。

私が大企業で働く中で感じることは、会社の中に転がっている無数の仕事1つ1つに意味を見出していたら”キリがない”ということです。

意味のない仕事は、その意味を考えるのではなく、

「どうすれば少しでも早くその仕事が終わるか」
「その仕事を効率化する方法は無いか」

といったように、自身の仕事のスピードや効率性を高めることに重きを置いて考えると、意味のない仕事も、「自分の成長に繋がる仕事」になります。

②出世して会社に無くてはならない存在になる

会社の中で自分の存在価値や自分の役割を築くことは、「無能化」から脱却するための1つの方法です。

無能化社員に陥る理由の多くが、自分の存在価値を感じることができず、結果として仕事へのモチベーションが下がってしまうことだと思われます。

とにかく出世して、自分の立場、存在価値を生み出すことが重要と言えます。

会社である程度の立場を築くためには、ある程度出世する必要があります。「そこそこ出世したい人は『出世できない人の共通点』を知っておくべき」も参考にどうぞ。

③市場価値を高めるべく自己投資に励む

「今の会社を辞めても安心」と思えるように、例えば次のような自己投資をしてみるのも良いです。

  • 英語の勉強
  • プログラミング
  • 資格取得

今の会社では必要のないスキルでもスキマ時間を作って自己投資に励むことで、実際に転職する必要が生じた時に、「あの時やっておけば良かった」なんてことのないようにしましょう。

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以上、大企業には無能な社員も多くいますが、自分は無能にならないよう日々自己投資を積み重ねていきたいと思います。

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でんけん
旧帝大卒/大手インフラ企業サラリーマン/自身の経験を元に20代の若手社会人に向けた記事を発信中