職場にエンターキーを押す音がうるさい人が居て困る。
そんなに強く押す必要ある??
と思うほど、強くエンターキーを押す人が職場に居たことがあります。
しかも隣の席で。
エンターキーの音が鳴るたびに気が散りますし、イライラしていました。
当時の私はこう思ったのです。
・自分が叩くエンターキーがうるさいことに気付いていないのか?
・逆に誰かに気付いてほしくてわざとエンターキーを強く叩いている?
・どうにかしてうるさいエンターキーを静かにさせられないだろうか?
結論、その人には会話の中で冗談半分に、
『〇〇さん、エンターキーだけやたら激しく押しますよね?癖ですか?』
と勇気を出して聞いてみたのです。
それ以降は、その言葉を気にしてくれたのかエンターキーを押す音が不快ではなくなりました。
前置きが長くなりましたが、
エンターキーを強く押す人に悩まされている方は他にもいるのではないかと思い、
この記事を書いてみました。
✔ エンターキーを押す音がうるさい人の特徴
✔ エンターキーを押す音がうるさい人への対処法6選
エンターキーを押す音がうるさい人の特徴
私の経験から、エンターキーを押す音がうるさい人の特徴は次の3つが可能性として考えられます。
- 自分は仕事ができると思っている
- 仕事が忙しいアピールをしている
- ストレスを感じている
自分は仕事ができると思っている
1つめの特徴としては、自分の仕事ぶりに酔いしれているパターンです。
特に、タイピングのスピードに自信があることで、気分良く大げさにエンターキーを押しているかもしれません。
この手のパターンの人は他の行動でも次のような仕草をする傾向があります。
- ジャケットをわざと「フワッ」となびかせて着る
- 本やノートを閉じる時に「パタン!」と音を立てる
- 電話やスマホをしまう時に無駄なアクションをつける
あくまで一例ですが、要するにナルシストということです。
仕事が忙しいアピールをしている
キーボードを強く打ち鳴らしている人は、自分が仕事していることを周囲にアピールするべく、わざと聞こえるように打鍵しているのかもしれません。
>>【関連記事】あなたの上司が「忙しいアピール」する人だった時の対処法
ストレスを感じている
エンターキーを強く押すことで、ストレスのはけ口にしている場合もあります。
仕事で嫌なことがあったりするとムシャクシャして何かに当たりたい時ありませんか?
エンターキーは他のキーよりも大きいので、思いっきり押しやすいですからね。
自分の不機嫌を他人に当たる人よりはよっぽど良いかもしれません。
エンターキーを押す音がうるさい人への対処法
冒頭でもご紹介したとおり、
私はたまたま直接伝えてみることで解決しましたが、そうもいかないケースもあるかと思います。
エンターキーを強く押す人への対処法として6つご紹介します。
- 耳栓やヘッドホンで音をシャットアウトする
- 距離を取る
- 直接注意する
- 上司に相談する
- キーボードカバーをプレゼントする
- 受け入れて温かく見守る
耳栓やヘッドホンで音をシャットアウトする
どうしても強いエンターキーの打鍵音が気になるという場合は、物理的に聞こえない状態にしてしまいましょう。
具体的には耳栓やヘッドホンを装着してしまうのです。
ただし、この方法のデメリットは他の音も聞こえなくなってしまうため、職場での対策としては不向きかもしれません。
図書館やカフェで集中して作業を行いたい時に、隣にエンターキーを押す音がうるさい人がいた場合等には有効です。
距離を取る
これも物理的にエンターキーの音を聞こえにくくする方法です。
単純にエンターキーの打鍵音がうるさい人から離れてみましょう。
席が決められた職場なら難しいかもしれませんが、座席のフリーアドレス方式を採用している会社なら考えられる1つの対策ではないでしょうか。
直接「エンターキーの音がうるさい」と注意する
最も確実で効果があると思われるのは、直接本人に注意することです。
ですが、人間関係等の問題もあるでしょうから、これが一番難関なことは百も承知です。
したがって、本人に注意するなら次の点に注意しましょう。
- 相手のプライドを傷つける言い方はしない
- 周りに人が居る状態で注意しない
- 「こちらが困っていること」を具体的に伝える
1点目の「相手のプライドを傷つける言い方はしない」という点について。
冒頭でご紹介したとおり、相手は自分の仕事に自信を持っているナルシストかもしれません。
そんな相手に対して、『タイピングが下手くそ』などと相手のプライドを傷つける言い方をしてしまうと、相手との人間関係を損なう可能性がありますから注意が必要です。
2点目の「周りに人が居る状態で注意しない」という点について。
こちらも1点目同様、プライドが高い人である可能性に配慮する必要があります。
プライドが高い人は、基本的に他人に注意されるのを嫌がります。
ましてや、注意されている内容が周りの人も聞こえるような環境であれば尚更気分を害すでしょう。
3点目の「こちらが困っていることを具体的に伝える」という点について。
『エンターキーの打鍵音がうるさい』という指摘だけでは、『だから何?』と感じ取られて終わってしまう可能性があります。
相手本人の反省を促すためにも、あなたがなぜ困っているのかをきちんと伝えましょう。
上司に相談する
立場的に相手へ直接注意することが難しければ、上司へ相談してみることもおすすめです。
上司であればその立場を利用して、
エンターキーの打鍵音について上手に相手へ伝えてくれるかもしれません。
上司に相談する時のポイントとしては、
「あなた自身がなぜ困っているのか」を伝えることです。
ただ、『打鍵音がうるさくて困っている』のみでは、上司が特にうるささを感じていなければスルーされてしまうおそれがありますからね。
上司に相談しても無駄だと感じる方は、「【上司に相談しても無駄?】時間を無駄にしない上司への相談の仕方とは」をお読みいただき、相談の仕方を工夫しましょう。
キーボードカバーをプレゼントする
本人への注意も上司への相談も難しい場合に、
遠回しに打鍵音がうるさいことを伝える手段として、
キーボードカバーをプレゼントするという方法も考えられます。
キーボードカバーをプレゼントする時の口述としては以下の伝え方が考えられますので参考にしてください。
・仕事が忙しい〇〇さんがパソコンを長く大切に使ってもらえるようにキーボードカバーをプレゼントしてみました。
「仕事を頑張っている」という点を認めることで本人は嫌な気はしないでしょうし、「パソコンを長く大切に使う」ことに違和感を覚える人もいないと思うので個人的にはおすすめの言い方なのではないかと思っています。
受け入れて温かく見守る
エンターキーの音が強い人に対して我慢して黙っていることは悔しいかもしれません。
ですが、どうしても人間関係上、注意することもはばかられ、何も手を打つことができない場合もあるかと思います。
そうした時に、
『仕方がない』
と広い心でエンターキーの打鍵音が強い人を受け入れる考え方をご紹介します。
タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができる人なら分かると思いますが、正しいフォームでタイピングをしようとすると、
エンターキーを打つ指は、右手の薬指または小指ですよね?
一方で、
おそらくエンターキーの打鍵音がうるさい人は人差し指または中指でエンターキーを打っているはずです。
力の弱い薬指や小指では、到底周囲に迷惑をかけるほどの打鍵はできないでしょう。
このことから、次のことが分かるのです。
エンターキーの打鍵音がうるさい人は
タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができない
ですから、
エンターキーの打鍵音がうるさい人は、タッチタイピングもできないような程度のレベルなのです。
『自分は仕事ができる』なんて自身過剰な思い過ごしをしたり、
『仕事が忙しいことをアピール』なんてしている場合じゃばいのです。
いかがでしょうか。
エンターキーの打鍵音がうるさい人に対して、これからは温かく見守ることができる気がしますよね。
ちなみに、あなた自身は今の自分にあった仕事ができていますか?
間違いなく言えるのは、
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エンターキーだけでなくタイピングがうるさい場合もある
最後に、この記事では「エンターキーの打鍵音がうるさい人」に着目してきましたが、タイピングそのものがうるさい人も居ますよね。
タイピングそのものがうるさい人の特徴とその原因についてご紹介します。
- 爪が伸びて「カチャカチャ音」が鳴る場合
- タイピングの1打1打がうるさい場合
爪が伸びて「カチャカチャ」音が鳴る場合
これはネイルをされる女性に多いのかもしれません。
爪がキーボードに当たり「カチャカチャ」と音が鳴る人もいます。
爪が当たる音なので、高くて細い嫌な音が鳴り続けます。
この場合の対処法としては、前述の「キーボードカバーをプレゼントする」が有効です。
実は本人もカチャカチャ鳴る音を気にしているかもしれないので、様子を伺ってキーボードカバーの購入を提案してみてはいかがでしょうか。
タイピングの1打1打がうるさい場合
タイピングの1打1打、つまりタイピングの音全般がうるさい人のことを言っています。
そもそも、
タイピングが上手な人は、指をキーボードから離さず、非常に滑らかにタイピングすることができます。
あまりに音が鳴る人は、逆にキーボードと指が離れすぎて、打つ時に音が鳴ってしまっているのだと考えます。
この場合の対処法としては、
エンターキーの打鍵音がうるさい人同様、本人のプライドを傷つけない方法で、タイピングスキルの見直しをしていただければどうかと考えます。
最後に、
エンターキーの音がうるさいなんて小さな悩みかもしれませんが、気になってしまうと仕事に集中できなくなってしまいますよね。
仕事で最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、自分が働く環境を整えることは大切なことです。
働く環境を良くすることには妥協をせずにいたいものですね。
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