✔ 仕事は頑張りたいけど、出世すると責任も増えて大変だ。
✔ 出世は諦めて平社員の生活の方が幸せ?
この記事では、このような疑問にお答えします。
大手インフラ企業で働くアラサー会社員である筆者は、
出世自体は否定しませんが、「出世しない方が勝ち組」と思っています。
✔ 出世することのデメリット
✔ 出世を目指さないことのリスク
・大企業の役員である叔父
・今の会社で出世している先輩
を見て感じたことを元にこの記事を書いています。
この記事を読む前に
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出世に対する価値観は変わってきている
『「出世したくない」が「出世したい」を上回った!その理由とは?」』(アンドプラス)によると、
クロス・マーケティング社が行った「若手社員の出世・昇進意識に対する調査」(東京、神奈川、千葉、埼玉に在住する20歳~39歳の管理職ではない男女1千名の社員を対象に2015年8月に調査実施)で次のデータが出たと言われております。
Q.出世意向の有無
- 絶対出世したい 12.0%
- できれば出世したい 28.8%
- 出世はしたくない 15.8%
- 出世にはあまりこだわっていない 43.4%
また、30代の男女が出世意向が最も低いというデータが出ていたそうです。
入社したばかりの頃は出世することに憧れを抱くのですが、30代にもなってくると出世することの辛さ/大変さを理解します。
出世することに消極的になりがちです。
「出世」に対し、次のような想いを抱いている方もいるようです。
出世することのメリット
出世したいと願う人が少なくなってきている一方で、出世することで得られるメリットについて考えてみましょう。
- 収入が増える
- 周囲から敬われる
- 出世できないとできない経験がある
- 仕事を失うリスクは低い
収入が増える
出世すると給料が上がるのは当然です。責任が大きくなるわけですからね。
筆者の会社でも、平社員から主査(主任)に昇進することで5~10万弱、主査(主任)から係長に昇進することで、5~15万弱の基本給が上がります。
たくさん稼ぎたいという人は、間違いなく出世することが大切です。
ただし、年収が上がるほど所得税率が上がる我が国の税制。
稼げば稼ぐほど、損をした気分になるのは事実ですよね。
周囲から敬われる
出世すれば「肩書」が手に入ります。
出世している人は、出世に憧れている人から羨望の眼差しで見られます。
中には出世していても人望が無い人が居ること間違いはありませんが、きちんとした成果を出して、部下との関係も構築できていれば、職場で自身の居場所ができます。
偉くなるほど、仕事の話は多岐に渡りますから、会社の仕事にもさらに詳しくなれるでしょう。
出世できないとできない経験がある
冒頭でも述べたように、大企業の役員である筆者の叔父は、某企業スポーツチームの部長を務めています。
そのスポーツとはそれまでの人生で全く関わりはありませんでしたが、会社で肩書があるおかげで、そういった新しい経験に触れることができるのです。
接待で超高級な料亭に行けることも一種のステータスですよね。
仕事を失うリスクは低い
ある程度出世すると、関係会社への出向等の選択肢が生まれます。
そもそも出世している人は平均より仕事ができるわけですから、職を失うリスクは低いです。
早期退職やリストラは、年齢を重ねた役職の無い人が指名される傾向にありますから。
ある程度出世して逃げ切ってしまえば人生安泰というのは、間違ってはいません。
>>そこそこ出世したい人は「出世できない人の共通点」を知っておくべき
安心した老後を過ごすためにちょうど良く出世することは処世術の1つでしょう。
出世することのデメリット
近年、出世を目指さない人が増えているのには何らかの理由があるはずです。
出世することのデメリットについて考えてみましょう。
- 仕事の責任が重くなる
- 会社による拘束が強まる
- 出世を目指したら諦めにくい
- パートナーが働きに出づらい
仕事の責任が重くなる
出世することで責任を負うべき範囲が広がります。
係長の時は、チーム単位で。
課長の時は、課単位で。
部長の時は、部単位で。
社長になれば・・・
すべての決定に責任を持たなければならないのは当たり前ですよね。
不祥事や部下のミスは上司が矢面に立って謝罪しなければならないなど、サラリーマンは大変です。
会社による拘束が強まる
責任が増すのと同じように、担当する職域が広がるわけですから、自然と会社による拘束時間が増えます。
所属する団体が多くなりますので、飲み会やゴルフをはじめとした社内行事に声が掛かる機会が必然的に増えるためです。
出世を目指したら諦めにくい
一度出世を目指してこれまで一生懸命会社の仕事に取り組んできた人ほど、出世を諦めるのは難しいのです。
せっかくここまで頑張ってきたのに。
勉強して良い会社に入った人ほど、「上に行きたい」という自分のプライドが邪魔をして簡単に諦めることを嫌がります。
本当に出世したいかと問われると明確な答えが出てこないのに、「なんとなく」で出世を目指してしまってはいませんか。
パートナーが働きに出づらい
出世して会社での拘束時間が増えれば増えるほど、家庭に貢献する時間はそれに反比例します。
その結果、出世を目指してバリバリ仕事をするパートナーだと、夫婦の片方は働きに出づらくなるでしょう。
出世するのはコスパが悪いので勝ち組とは言えないのです
近年は働き方改革という言葉にも表現されるように、仕事と家庭、仕事と自由な時間、仕事とその他自己投資といったワークライフバランスに重きが置かれていますよね。
家族のあり方も変わってきており、労働政策研究・研修機構の専業主婦世帯と共働き世帯によると、1990年代前半で、かつては多かった専業主婦世帯が、共働き世帯に追い抜かれ、2020年では、共働き世帯が1,240万世帯に対し、専業主婦世帯は571万世帯という状況です。
女性の社会進出と、男性の育児参加がうたわれ、「男性は会社へ身を捧げる」といった価値観は少なくなりつつあるのです。
ですから、出世することで自分や家族に使える時間が少なくなるのは、今の世代の人々からするとデメリットでしかないのです。
副業も解禁され始めたように、現代の若者は「ハイブリッド」であることに価値を感じます。
会社だけに多くの時間を費やすことに魅力を感じる人が少なくなってきているということです。
出世を目指さないことのリスク
では、出世を目指さない人はどのようなキャリアプランを描くべきなのでしょうか?
出世を目指さない=会社での肩書が無い(低い)
を意味しますので、出世を目指さないことのリスクはおさえておくべきポイントです。
- 会社に居場所がなくなる可能性がある
- プライドを捨てる必要がある
- 収入が頭打ちになる
- 仕事を楽しめなくなる
会社に居場所がなくなる可能性がある
出世をしないと、立場が無い状態になります。
多くの場合、若手からはただの「老害」として扱われてしまいます。
筆者の部署にも、部下を持たない”実質ヒラ社員”のランクだけ管理職が居ます。
後輩の私からしても部下を持たない管理職の言うことを聞いても自分の評価に直接的に影響しないため、本気で話を聞こうと言う気になりません。
プライドを捨てる必要がある
出世を諦めるということは、会社側から見ると、競争から撤退することを意味します。
実は副業をしていて他の収入源があったり、仕事よりも家庭優先の価値観であれば、本人としては敢えて競争をやめたという判断かもしれません。
とは言え、会社の仕事が本業でしょうから、本業で上を目指すことを諦めるとこは、プライドを捨てる必要がありますよね。
収入が頭打ちになる
出世をしないことは、収入面では確実にマイナスです。
賃金制度が年功序列であれば、役職が付いていなくてもある程度の年齢までは多少の基本給アップはあるかもしれませんが、今後の賃金制度がどうなるかは分かりません。
会社がコストカットとして人件費削減に踏み込んだ場合、まず初めに削減するのは、「役職の無い高齢社員」でしょう。
仕事を楽しめなくなる
出世しなければ仕事は回ってきませんし、仮に仕事があったとしても、仕事のレベルは全く変わらず、惰性で仕事をすることになるでしょう。
よほど仕事以外でのやりがいを持たないた、刺激が無い日々を送ることになります。
出世しない方が勝ち組と思うのは仕事に魅力を感じていないから
仕事にやりがいや魅力を感じていれば、
『出世しない方が良い』
なんて発想にはならないはずです。
今の仕事に魅力ややりがいを感じていれば、自ずと自身の裁量で仕事を動かしたいと感じるはずです。
魅力ややりがいを感じれていないのならば、転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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