✔ 20代後半なのに、自分がしたい仕事がわからない。
✔ 自分が向いている仕事がわからない。
この記事は、このような悩みを抱えている方に読まれています。
この記事を書いているのは、大手インフラ企業に勤めるアラサー会社員。
人事部に所属しています。
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仕事で何がしたいかわからない原因/向いている仕事がわからない原因
仕事に情熱ややりがいを持って働いている友人の話を聞いて・・・
今の仕事がつまらなくて、気が付いたら会社の帰り道でため息をついていた・・・
実際に筆者が経験したことです。
20代後半になると、社会人経験が5年を経過し、会社でも重要な戦力として働く方が多いでしょう。
その一方で、会社の全体像が見えてきたり、他の会社で働く知人の話を聞いたり、視野が広がってくる時期でもあると思うのです。
✔ 自分がやりたい仕事がわからない
✔ 自分に向いている仕事が何かわからない
このような疑問を持つ理由として次の2つが考えられます。
- 情報量が多い
- 経験が少ない
この2点について、これから深堀りしていきましょう。
情報量が多い
情報量が多すぎると、正解を導き出すことが難しくなります。
例えばお腹が空いている時に、
カレー屋・ハンバーグ屋・ラーメン屋・寿司屋・洋食屋が並んでいたら悩みますよね。
どれを選んでも後悔する感覚があるでしょう。
逆に、カレー屋しか見つからなかったら、迷わずカレー屋に入るはずです。
何が言いたいかというと、知っていれば知っているほど、
「迷う」「後悔する」
この2つの可能性が高くなるのです。
入社したばかりの頃は、ただひたすら目の前の仕事を黙々とこなすことができました。
他にどんな仕事があるのかを知らないからです。
経験を重ねるうちに、「良さそうな仕事」「楽しそうな仕事」と思えるものが増えます。
あの仕事も楽しそうだな・・・
「隣の芝は青く見える」というように、他の仕事と比べて今の仕事に魅力を感じなくなっている状況に陥ることもあります。
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経験が少ない
仮に営業しかやったことが無い人には、
事務の仕事・企画の仕事・経理の仕事がどのような内容なのかわからないですよね。
同じ営業職であっても、会社によって役割が違うこともあるでしょう。
世の中にゴマンとある仕事から、どれが自分に向いているかを探し当てるのは非常に難しいことだと思いませんか?
実際にやってみないと自分に向いているかなんてわからない・・・
そんな難しいことだからこそ、少しでも自分に向いている仕事を見つけるには、どうすれば良いのでしょうか。
仕事で何がしたいかわからない人の割合は?
実際に、やりたい仕事がある人の割合はどれくらいなのでしょうか?
ネットに転がっている情報をくまなく確認しましたが、「やりたい仕事がある人の割合」が分かるデータはありませんでした。
ですので参考程度のデータにはなりますが、マイナビニュースによると、次のデータが出ております。
好きなことを仕事にしている人の割合 39.8%
この約40%の人は「自分がやりたい仕事」がわかっているといえますので、残り60%の人には、次の2通りの人がいるということになります。
- 今の仕事はやりたい仕事ではないが、やりたい仕事がある
- 今の仕事はやりたい仕事じゃないし、やりたい仕事もない
ここでは割り切って、
『5人に3人はやりたい仕事がわからない人がいるだろう』
と仮説を立てておきましょう。
何がしたいかわからない状態で仕事を探すのはおすすめしない
仕事で何がしたいか分からない状態でやみくもに仕事を変えても、結局入社した後にミスマッチだと感じて転職する・・・といったサイクルは変わりません。
戦略のないジョブホッパーは、世間から見れば「ただの飽き性」に映るでしょう。
- 仕事を通して何を実現したいのか?
- どのような働き方が理想なのか?
- 自分がやっていて苦にならないことは何か?
このように、あなたの”ありたい姿”を考え抜くことが、良い仕事・良い職場を手に入れるための近道となります。
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20代後半なのに仕事で何かしたいかわからない状況を脱却する方法
どのような仕事がしたいのかわからない状況を脱却したいなら自ら行動を起こさない限り『新しい気づき』は生まれません。
この記事では、具体的な脱却方法について次の3点をご紹介していきます。
- 自分の強みや仕事上の特徴を知ること
- 自分の市場価値を知ること
- 世の中に出回っている求人を知ること
- 過去に継続できたことや評価されたことを考える
- 会社が今より発展するための方法を考える
- 自分の気持ちに正直になる
方法①:自分の強みや仕事上の特徴を知ること
まず第一に、自分がやりたい仕事を見つけるためには、自分の強みや仕事上の特徴を知ることが大切です。
自分の強みを最大限に発揮できる仕事なら自然に良い結果もついてきやすいからです。
要するに、向いている仕事は何か?を考えて見ましょう。
苦手なことを仕事にするよりは、得意なことを仕事にしましょう。
具体的な方法として、リクナビNEXTが提供しているグッドポイント診断を試してみることで、自分の強み、向いている働き方を再認識することができます。
診断は簡素なものではなく、じっくりやると30分程度の時間がかかるデメリットはありますが、その分正確なデータが出てくると言われています。
実際に私が試してみた感想を「【試す価値あり?】グッドポイント診断を実際にやってみた感想」で書いているのでご覧ください。
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方法②:自分の市場価値を知ること
自分の市場価値を知ることも大切です。
なぜなら、仮にやりたい仕事が見つかっても、身の丈に合っていない仕事に就くのは難しいでしょうから、ご自身のレベル相応の仕事に就くことを目指すべきです。
そうして1つ1つを積み重ね、最終的に自分が就きたい仕事へたどり着きましょう。
いきなりジャンプアップするのは挫折や諦めに繋がりやすいですからね。
ミイダスが提供しているパーソナル診断では、あなたの市場価値を確認することができます。
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方法③:世の中に出回っている求人を知ること
ご紹介する最後の方法として、直接転職サイトで求人を探す方法があります。
転職サイトで載っている求人情報を見ることで、どんな仕事をするのかイメージすることができます。
転職サイトの求人を見てしまうのが一番手っ取り早いです。
前述した、経験がないことが原因の「何がしたいかわからない」状態なら、求人を見ることで世の中の仕事が一覧で確認することができます。
転職サイトの求人一覧は、まさに、世の中の仕事図鑑です。
『良さそう!』と思った求人があれば一度話を聞くだけでも「自分がやりたい仕事」を見つけるきっかけになります。
私も試したことがありますが、
意外にも「この仕事楽しそう!」と気が付くことがあります。
自分に合う仕事を探すなら、求人数が多いサイトで検索しないともったいないです。
当サイトがおすすめする転職サイトは次の3つです。
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方法④:過去に継続できたことや評価されたことを考える
あなた自身が、これまでの経験で「無理なく継続できたこと」「自然と評価されたこと」はありませんか?
仕事はリタイアしない限りずっと続くものです。
100%の力を入れないと成果が出せない仕事よりも、80%の力を入れれば成果を出せる仕事に就いた方が賢明でしょう。
方法⑤:会社が今より発展するための方法を考える
あなたは目の前の仕事に追われて、本来の目的を失ってはいませんか?
もしかすると今の仕事は、本当にやりたい仕事からは外れてしまっているかもしれませんが、今の会社で働くことを選んだのはあなた自身です。
今の会社の事業に対して、少なくとも魅力を感じたから勤めているはずです。
目の前の仕事だけを見ることなく、その仕事がどんな価値に繋がっているかを想像するだけでも、自分の仕事のやりがいを見出すことに繋がるかもしれません。
方法⑥:自分の気持ちに正直になる
子供の頃になりたかった職業は何でしたか?
当時思い描いていた夢も知らず知らずのうちにそぎ落とされ、いつの間にかサラリーマンになっていた。
なんて人の方が多いのではないでしょうか?
周りからどう思われるかを意識するがあまりに、本当に自分がやってみたいことから目を背けているだけかもしれません。
とは言うものの、30歳のサラリーマンがプロ野球選手になりたいと思っても、さすがにそれは不可能です。
自分が興味のある職業をひたすら書き出してみて、その中から現実的な選択をすることなら、今からでも間に合うかもしれません。
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以上、お付き合いいただきありがとうございました。