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転職関係

【転職するのが申し訳ない?】5つのことを徹底できれば大丈夫です

この記事では、このようなお悩みに答えます。

転職するのが申し訳ない。後ろめたい。

転職したいけど、職場のメンバーに申し訳なくて転職に踏み出せない。

この記事を読めば分かること

✓ 転職することは「申し訳ない」と感じる必要がない理由
✓ これさえやっておけば「転職が申し訳ない」と思う必要がない「5つ」のこと

でんけん

この記事を書いている筆者は、大手インフラ企業の人事部に勤めるアラサー会社員です。

今の会社を辞めたいのに退職するのが言いづらいなら、退職代行サービスを利用するのも1つの手段。

【不安をゼロに】退職代行サービス4つのデメリットと解消法とは?

退職代行を使ったその後は?リアルな後悔ポイント3選

転職することを「申し訳ない」と感じてしまう人は多い

リストラ 特徴

大手転職サイトのリクナビNEXTの記事※によると、転職することに罪悪感を感じてしまう人は3割程度いることが分かります。

※転職経験者314人に聞き取り調査を行った。

https://twitter.com/cryptfromfx/status/1475452906925334529

転職することを「申し訳ない」と感じてしまう理由

原因を考える

意外にも転職することを申し訳なく思う人が多いことを分かっていただいたところで、申し訳なく思ってしまうその理由について考えてみましょう。

自分が働く環境は自分が決めるべきでしょう』と思える人はそれで良いのですが、なかなかそうはいかない人も多いのです。

悩める人

様々なことに対する「情」があるからなんですよね。

  • 残された人の仕事が増えるから
  • 教えてもらったことへの感謝があるから
  • 事務手続きなどで余分な仕事を増やすことになるから

残された人の仕事が増えるから

転職する自分の後任が決まっていれば良いのですが、決まっていない場合は自分の担当していた仕事を現在の所属メンバーに割り振りをしなければいけません。

残されたメンバーに『いいかげんにしてくれよ』と思われてしまわないか気を揉み、転職に踏み出せないことはあるかと思います。

教えてもらったことへの感謝があるから

今の職場に在籍していた期間、仕事を教えてもらった分だけ申し訳なさを感じてしまうこともあるでしょう。

これまでに自分に割いてもらっていた時間は、「今の職場で活躍するためにしてもらっていたこと」です。

誰も他の会社に行きたいと思っている人に、自分の、そして会社の大切な時間を割くことはしないですよね。

これまであなたへ仕事を教えてくれた方々は、あなたが辞めることを聞いて、

職場の人

せっかく色々と教えたのに・・・

と、残念な想いでいることに違いありません。
(転職後の活躍を願ってくれる場合も当然ありますが)

特に、教育係の先輩や、直属の上司は、より一層強い思いを抱くかもしれません。

事務手続きなどで余分な仕事を増やすことになるから

1人が職場から離れるだけでもいくつかの事務手続き・事務処理が発生します。

今の職場へ、そうした手間をかけることにもなりますから、申し訳なさを感じてしまうこともあるでしょう。

転職することを「申し訳ない」と感じる必要が無い理由

この記事でお伝えしたいことは、転職することを「申し訳ない」と感じる必要は無いと言うことです。

それはなぜでしょうか?理由を挙げてみました。

  • 日本人の2人に1人が転職を経験しているから
  • 自分が思っているほど人は他人に興味が無いから
  • あなたの代わりになる人はいくらでもいるから

日本人の2人に1人が転職を経験しているから

クラウドサービス・コンサルティング事業のリスクモンスター(東京都中央区)が、20~60代の社会人男女500人を対象に、転職事情に関するアンケート調査を実施した結果、次のデータが出ております。

転職経験がある人は56.6%

転職をすることは少数派ではないのです。

>>【関連記事】仕事が続かない20代の4つの特徴と解決策とは?

自分が思っているほど人は他人に興味が無いから

「いい人」ほど自意識が強く、周りの人全員がが自分のことをネガティブに考えているように思い悩んでしまいます。

そしてそのために、自分の思いとは裏腹に、他人から悪く思われないための行動を取ってしまうのです。

ですが、例えばあなたの職場に「転職する人」が居たとしましょう。

その人を悪く思ったりするでしょうか?

人は、自分に大きな影響を及ぼさない限り、他人の行動に興味を持つことはありません。

ですからこの場合も、『ふーん、転職するのか』ぐらいにしか感じないはずではないでしょうか。

あなたの代わりになる人はいくらでもいるから

この言葉を聞くと、職場における自分の存在を否定されているように感じてしまう方も多いかもしれません。

もちろん、自分が全力を注げる職場、全力を注ぎたい職場でこの言葉を聞いたらショックを受けるでしょう。

筆者がこの記事でお伝えしたいのは、「辞めたいと思っている職場で、あなたが居ないといけない」と考える必要は無いということです。

是非、自分が全力を注げる、注ぎたい環境で『君が居ないと困る』と言われる人材を目指したいところですね。

これさえやっておけば「転職が申し訳ない」と思う必要はない5つのこと

ここまで読んでいただいてもやはり、転職することに申し訳なさを感じてしまう方は、ここで紹介する5つの方法を確実に行いましょう。

そうすれば、申し訳なさを感じる必要はないのでご安心ください。

  1. 3ヵ月前には退職願いを出そう
  2. 退職時期は繁忙期を避ける
  3. 引継ぎをしっかり行う
  4. 転職理由は前向きな理由を公表
  5. 他人から言われることを気にしすぎない

①3ヵ月前には退職願いを出そう

悩める人

退職願いを出すタイミングは何カ月前なら良いの?

という疑問を持たれるかもしれませんが、理想を言えば3ヵ月前が好ましいです。

なぜなら、あなたが退職して減った要員を補充するために会社側がどのぐらいの期間必要かを考えた時、3ヵ月あれば多くの場合対応が可能だと思われるからです。

ただ、この3ヵ月という期間は新しく求人を募って社員を採用することを前提としていますので、隣の部署から人を融通してもらうなどの柔軟な対応ができる会社であれば、1ヵ月~2カ月前でも問題ない場合もあります。

『上司と話をする時間がなかなか取れない』

という場合は、文書で退職届を提出するのでも構いません。

退職を決めたのならズルズルせず即行動に移しましょう。
その方が会社のためにもあなたのためにもなります。

②退職時期は繁忙期を避ける

少々の我慢が可能なら、退職時期を繁忙期に重ねるのは避けましょう。

職場の業務を滞りなく進めることを目的としている上司からすると、繁忙期で退職されるのは最も痛手なことです。

もしあなたが退職希望時期を繁忙期に当ててしまった場合、上司の心証は悪く、かえって強引に引き留められたり、嫌がらせを受けてしまう可能性も考えられます。

円満に退職することを目的とるすならば、職場に残された方々のことを考えて退職時期を検討しましょう。

③引継ぎをしっかり行う

積み残しの課題や担当していた仕事は正確に引き継ぎをしましょう。

退職すれば関係のない会社かもしれませんが、残された人へ配慮するのは最低限のマナーです。

また、転職先が同じ業界の場合はもしかすると仕事で接点が無いとも言い切れません。
社会人としてやるべきことをやったうえで退職すれば、気分もラクです。

ここで、引継ぎのポイントをお伝えします。

  1. 期間に余裕を持つ
  2. 形に残す
  3. 関係者への挨拶を忘れない

1:期間に余裕を持つ

引継ぎを退職当日にバタバタと行うのは避けましょう。
引継ぎを受ける側からすると不安が大きいですし、引継ぎを受けた後に聞きたいことが見つかった場合に質問ができません。

遅くとも退職日の2日前には引継ぎを完了させておくことを心掛けましょう。

2:形に残す

引継ぎ事項は、「引継書」にまとめるなど形に残すべきです。

口頭のみの引継ぎでは引継ぎを受ける側の負担が大きいです。

自分の知らない仕事を1度聞いただけで全て把握するのは不可能ですよね。

”引継書を見ればなんとかなる”と思ってもらえるような形にして引継ぎをするべきです。

3:関係者への挨拶を忘れない

これまでやり取りのあった関係者の皆さんへの挨拶をしておきましょう。

対面で会う機会や電話する機会がなければ、メールでの連絡でも問題ないです。(相手との関係性次第に応じて考えてください。)

メールには、次の内容を含めておけばOKです。

・退職する時期
・お世話になったことのお礼
・後任者の紹介

挨拶の連絡が漏れていると、取引先の担当者としては急にあなたが退職したことを知ることになるでしょう。

事前に連絡なく担当者が変わったことは、あなたの会社の業務体制に疑問を持たれるなど、退職する会社へ迷惑をかけてしまう可能性があります。

④転職理由は前向きな理由を公表

なお、退職する会社に伝える退職理由は次の点に注意しましょう。

  • 会社に対する不平不満を言わない
  • 特定の人の評価を下げるようなことは言わない
  • 前向きな退職理由を伝える

円満に退職することを目的とするならば、不必要に退職する職場の立場を悪くするような言い方はしない方がベターです。

✕ 給料が安いから退職したい。
✕ 上司と合わないから退職したい。

したがって、退職理由を伝える時は退職する会社のことを述べるのではなく、転職先の会社で勤めることを決めた理由を伝えることをおすすめします。

〇 転職先に自分が本当にやりたいことが見つかった。
〇 家族の事情で働き方を変える必要性があった。

自分が会社に残る立場だと考えた時に、
『どのような退職理由を伝えられれば納得するのか?』という観点で退職理由を整理するようにしましょう。

⑤他人から言われることを気にしすぎない

万が一、あなたが転職することに否定的な発言・態度をする人がいるかもしれません。

でも、その発言や態度を気にする必要はありません。

その発見や態度は、あなたの人生とは関係ないのです。そしてもう接点を持つことのない人です。

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今の時点で会社を辞めるつもりがなくても、いざという時のために準備だけはしておきましょう。

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以上、この記事は、転職するのが申し訳ないと思ってしまう人に向けて書きました。

他人の評価や言動に振り回されることなく、自分の人生を後悔なく生きましょう。

>>関連記事:「辞めるに辞めれない」少人数の辞めづらい職場を円満退職する方法

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でんけん
旧帝大卒/大手インフラ企業サラリーマン/自身の経験を元に20代~30代の社会人に向けた記事を発信中