✔ 残業を毎日2時間している。
✔ この状態は普通なの?
毎日残業を2時間するのは普通?異常?
残業2時間と言えば、定時が18時の人は20時まで仕事⇒退社という流れかと思います。
日本人の平均通勤時間は片道約40分(最長は神奈川県の52分)と言われておりますので、21時前には家に着く計算になります。
通勤時間に関する内容はこちらの記事で細かくご紹介↓
>>【通勤時間は無駄なのか】通勤時間80分と10分を経験して感じたこと
朝から会社に行って、21時前に家に着く生活を良いと思うか悪いと思うかは人次第かもしれませんが、
- 残業は毎日すべきでない。
- 残業をしない日を作ることが大切。
ということをこの記事ではお伝えしたいと思います。
✔ 残業2時間は普通なのか?労働者の平均は?
✔ 「毎日残業」がもたらすリスク
✔ 残業しない日を作る3つの方法
筆者は残業40時間だけでなく、60時間の経験もありますが、「ホワイトだな」と感じる残業時間は月平均20時間ではないかとと感じます。
その裏付けとして、転職サイト最大手のリクナビNEXTでも、求人検索で「月平均残業時間20時間以内」という検索結果絞込機能があることをご存知でしょうか?
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毎日残業2時間は普通なのか?
毎日残業2時間すること自体は平均的なのでしょうか?
1日2時間なら異常ではない
毎日残業を2時間すると、
- 月あたり合計40~45時間の残業
- 毎日の帰宅時間は20時~22時
といった生活がイメージできますよね。
そこで残業時間や帰宅時間に関するデータを見てみましょう。
厚生労働省が毎月発表している毎月勤労統計調査によると、2020年10月のデータで全産業平均13.7時間と公表されています。
この場合、1日あたりの残業は40分弱
一方、社員口コミサイトのVorkers(現「Open Work」)がまとめた68,000件の社員による残業時間に関するレポートでは、平均47時間と公表されています。
この場合、1日あたりの残業は2時間強
少し見方を変えてみましょう。
ベネッセがまとめた幼児の生活アンケート(2005年)によれば、父親の帰宅時間は21時がピークに山型になっています。
定時が18時、通勤時間が1時間と仮定した場合、2時間程度の残業です。
上記のデータを見れば、1日あたり2時間の残業については、決して異常な数字ではないことがわかるのではないでしょうか。
問題なのは”毎日”残業していること
仕事には当然忙しい時期がありますし、緊急的なトラブル対応で夜遅くまで仕事をしなければならないことはあります。
ですが、毎日絶えず残業しなければいけないのはおかしいと思いませんか?
毎日残業が続くと、その生活が当たり前になります。
定時ってナンデスカソレ・・・?
ってなります。
- 家族との時間
- 友人と会う時間
- 運動する時間
- 仕事以外の勉強をする時間
せめて週に1度だけでも仕事以外に時間を使った方が人生が豊かになります。
毎日残業続きの生活がもたらすリスク
毎日の残業を続けることは次のようなリスクがあります。
- 残業代に頼る生活になる
- 会社だけの人生になる
残業代に頼る生活になる
残業代が貰える会社で働いていると、どうしても家計を残業代に頼りがちになってしまいます。
残業代に頼った生活に陥ることのリスクは次のことが挙げられます。
- 働き方で残業が規制されるリスク
- 残業代に関わらず年収が下がるリスク
詳しくはこちらの記事で書いています。
>>【残業しないと生活できない】残業代を”あて”にして30年生きるリスク
会社だけの人生になる
残業続きだと疲れが取れませんから、そのしわ寄せは休日にきます。
掃除、洗濯、買い物で1日は潰れますし、残り1日は次の1週間のために家でごろごろ・・・
会社中心の生活で、休日は会社に行くための準備期間になってしまいます。
家庭を持っている場合は、家族との時間が取れず離婚なんてことも。
昇進は給料が上がるなど、家族として喜ばしいこと。と思いきや、夫婦問題カウンセラーの小林美智子氏が「夫が管理職で多忙になると、夫婦間がうまくいかなくなって別居や離婚に至るケースが多い」と語る。
現代は夫婦共働きが増えたため、子供がいる場合は、いわゆるワンオペで仕事・家事・育児というすべての負担が妻にのし掛かります。疲労が蓄積され、夫が頑張っているとわかっていながらも心が離れていくのです。
「残業続きで妻が離婚届を・・・」となる前に、寝る前の5分ですべきこと より
毎日の残業を撲滅!残業しない日を作る方法
残業を毎日だらだら続けてしまっている場合は、少し仕事のやり方を見直すだけで、週に1回でも残業しない日を作ることができるはずです。
具体的な方法をお伝えします。
- タスクリストを作る
- 仕事に優先順位をつける
- 思考力が必要な仕事は残業時間にやらないと決める
方法①:タスクリストを作る
まずは自分の仕事がどれだけあるのかを視覚化しましょう。
タスクリストを作ることで、頭の中が整理されます。
仕事で「やることが多い」と感じているときは特に書き出してみることをおすすめします。
なお、ただタスクリストを作るのではなく、次のポイントを意識することで活用できるタスクリストになるでしょう。
✔ やることは具体的に書く
✔ 時間を見積もる
✔ 帰る前に翌日のやることを整理する
方法②:仕事に優先順位をつける
ToDoリストを作ったら、次に優先順位をつけていきましょう。
納期が短いものや人にお願いしなければならないものは優先度を高めに。
納期が長いものや、自分1人で完結するものは優先度を低く設定します。
そうすることで、「残業してまでやらなければいけないこと」が明確になります。
裏を返せば、「その日に残業してまでやらなくても良いもの」が分かります。
だらだらと目の前の仕事をこなすのではなく、メリハリのある計画を立てることで、残業しない日を作ることができる気がしませんか?
方法③:思考力が必要な仕事は残業時間にやらないと決める
- アイデアを出さなければいけないもの
- 多くの情報を扱うもの
上記のような頭を使う仕事は、とにかく朝やりましょう。
1日の仕事で頭が疲れているはずなので、残業してやるべき仕事は単純作業に充てることが最も効率的です。
アイデアや文章を考えるような、思考力が必要な仕事。
どうしても残業時間でやりたい場合は、残業時間で5割の完成度で手を止めましょう。
翌朝、頭がスッキリした状態で5割を10割にするとスピードもクオリティも良いものに仕上がります。
毎日の残業が辛いなら転職も視野に入れるべき
自分なりに工夫しても残業が減らない場合は、職場の慢性的な人員不足が理由はないですか?
人員不足が続く原因として、
- 社員を酷使する会社方針
- 労務管理が行き届いていない
- 会社の評判が悪く入社する人が少ない
これらの原因が当てはまる会社に勤め続けても毎日残業を続けるしかありません。
今の会社よりも残業が少なくてホワイトな会社はきっとあるはずです。
今の時点で会社を辞めるつもりがなくても、いざという時のために準備だけはしておきましょう。
準備といっても簡単です。
どのような求人情報が世の中にあるのかを把握しておくことだけ。
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転職活動の準備を始めるなら、次の方法がおすすめです。
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以上、残業があるのは仕方がないこと。
それでも毎日の残業で自分の時間が全く取れないのは問題です。
会社に自分の人生を吸い取られる前に行動を起こし、自分らしい生き方ができると良いですね。