✔ 上司が高圧的でムカつく
✔ でも上司には逆らえず仕事が辛い
高圧的で、威圧的で、権力でねじ伏せてくる上司に出会ったことはありませんか?
職場の風通しは最悪、上司が席に居る間は笑顔無し・・・
そんな会社で働きたい人は居ないと思いますが、
まさに今、高圧的・威圧的な上司の下で我慢して働いている人もいるでしょう。
✔ 高圧的な上司の特徴
✔ 高圧的な上司がなぜ管理職になれるのか
✔ なぜ高圧的な態度を取っているのか
✔ 高圧的な上司の標的にされやすい人の特徴
この記事は大手インフラ企業に勤める会社員が、書いています。
私の経験上、高圧的な上司の下で働くときに気を付けたいポイントは
- 一種のゲームだと思って割り切る
- 標的にされないよう上手に立ち回る
高圧的な上司の標的にされたらそれはそれは恐ろしいです・・・
高圧的・威圧的な上司の特徴
まずは私が経験した高圧的・威圧的な上司の特徴についてご紹介します。
皆さんの周りにも居るかもしれません。
部下によって態度を変える
気に入らない部下に対しては徹底的にキツい対応をします。
ついさっきまで他の人と笑顔で話をしていたのに、
気に入らない部下から話しかけられた途端強い口調になったり。
今忙しいから後にしてくれる?
相手によって雰囲気をコロコロ変える上司。嫌ですよね。
話を最後まで聞こうとしない
高圧的な上司は「自分は忙しい」ことを全面に出してきます。
こちらから話かけても、最後まで話を聞いてもらえないことの方がほとんど。
『君の言いたいことは分かっているから』
と言わんばかりに話を途中でぶった切ります。
はいはい。わかったわかった。
そういう上司に限って、こちらが話したい内容とは全く別の方に話が進み、スムーズに仕事が進まないのです。
>>【解決】あなたの上司が「忙しいアピール」する人だった時の対処法
過去の武勇伝を語るのが大好き
高圧的な上司はなんでもマウントを取りたがります。
こちらから相談をしに行ったはずなのに、いつの間にか上司の自慢話タイムになっているなんてことありませんか?
ところで、実は〇〇を考えたのはおれなんだよ。あの時はさぁ・・・
出ました!上司の武勇伝タイムが始まりました。
いつまで聞かされるのでしょうか?
仕事が溜まっているから早く仕事に戻りたいのに。
そんな武勇伝聞かされても・・・
むしろ武勇伝を語らなければ素直に尊敬できることもあるのに・・・
「能ある鷹は爪を隠す」ということわざにもあるように、
武勇伝を片っ端から語る上司が優秀だとはとても思えません。
人の居ないところで悪口を言う
高圧的な上司は自分が絶対権力者だと思っているので、気に入らないことがあると、相手の悪口を平気で言います。
そんな姿を見ていると、『自分も居ないところで悪口を言われているのかもしれない』と、ますます上司が怖くなります。
スケジュール通りに動いてくれない
高圧的な上司は、自分中心で世界が回っています。
元々会議や打ち合わせが予定されていたにも関わらず、
ちょっとタバコ吸ってくるから待ってて
などと、勝手にスケジュールを動かします。
こちらはその時間に合わせて諸々の準備を進めてきたのに、身勝手な理由でスケジュールは後ろ倒し。
自分と上司だけの予定ならまだ良いのですが、他の人も出席するような会議の場合、調整する部下のことも考えてほしいものです。
ていうか、タバコ休憩多くない?
急に激高する
話をしている最中に、突然人が変わったようにまくしたてる口ぶりになるのも高圧的な上司の特徴です。
立場のある人から急に強い口調で詰められたら萎縮するのも当然です。
過剰に機嫌を伺わなければいけない
高圧的な上司は機嫌が悪い時に話かけてしまうと話があらぬ方向へ行ってしまったり、ただの説教タイムになってしまう可能性があるので、話かけるタイミングを図らなければなりません。
(今がチャンスだ!)
今、お時間よろしいでしょうか・・・?
他の人も同じように上司の機嫌が良いタイミングを見計らっているので、なかなかタイムリーに仕事を進めることができずヤキモキすることは致し方ありません。
ただ話しかけるだけなのに、
機嫌を伺って、気を遣わなければならないのも高圧的な上司の部下の宿命ではないでしょうか。
なぜ高圧的・威圧的で職場の雰囲気を悪くするような人が上司になれるのか
管理職は組織で成果を上げなければなりません。
部下をマネジメントし、部下のモチベーションを維持し高めていく役割が求められるはずです。
それなのになぜ、高圧的・威圧的で職場の雰囲気を下げるような人が上司(管理職)になることができるのでしょうか。
日本企業は年功序列だから
1つの理由としては、多少レベルが低くても、年齢を重ねればある程度のポストまで上がれるからです。
日本企業の多くは年功序列制で、当然仕事がデキる人格者は出世が早いですが、そうでなくても長く勤めてさえいれば管理職になることはできます。
上司への対応が上手だから
下(部下)への当たりは非常に強いのに、上(上司)への対応がとても上手な人が出世することはよくあります。
部下への当たりが強く厳しい人は、
裏を返せば部下に高いレベルの仕事を求めていると考えることもできます。
その場合、部下は不満を持ちつつも一生懸命仕事をして成果を出すはずです。
結果としてその人は部下をしっかりと使うことで組織として成果を出し、上手に上へ報告することで出世の道を歩いているのかもしれません。
>>【必見】そこそこ出世したい人は「出世できない人の共通点」を知っておくべき
上司になってから人が変わってしまったから
それまでの人生で人の上に立つ経験をしていない人が、会社という組織で初めて「上司」という立場になると人が変わってしまう場合があります。
「上司」の肩書があるがゆえに、部下たちが
- 自分の指示を聞いてくれる
- 気を遣ってくれる
- 仕事の報告をしてくれる
ようになり、
『自分は優秀だ』
『偉い』
『敬われている』
といった勘違いを引き起こすことにより、高圧的・威圧的な態度を取るようになってしまうこともあります。
上司が高圧的・威圧的な態度を取る理由
前の章で、どんな人でも上司になってしまうことはあり得ることについて述べてきました。
ここからは、あなたの上司がなぜ高圧的・威圧的なのか?について理由を考えていきたいと思います。
「高圧的・威圧的」であることが上司像だと思っているから
高圧的な上司は、周りから恐れられ、一定の距離を保つことが理想的な上司像だと思っていることもあります。
強豪な野球部の監督をイメージするとわかりやすいでしょうか。
和気あいあい仲良くするよりも、あくまで管理者・指導者としての立ち振る舞いを意識しているのかもしれません。
上司自身がそうした上司像を持っているのは、上司が若かった頃の上司が高圧的で怖い印象を持っていたなんてことも考えられます。
自分に自信がないから
仕事の知識が無かったり、仕事そのものに自信が無いと、それを周りに悟られないように高圧的な態度を取る人もいるかもしれません。
つまり、上司は自分を守るために高圧的な態度を取ることで周りを萎縮させ、自分の懐に入り込ませないようにしているのでしょう。
優越感に浸るため
これまでに人の上に立った経験が無い人ほど、「上司」という肩書を得たことで、
- 人に尊敬されたい
- 凄いと思われたい
と強く思うでしょう。
やり方としては非常に下手だとは思いますが、
相手を見下し、強気な態度に出ることで、自然と自分が優位な立場になるように仕向けているのです。
組織の仕組みでは、部下は上司の指示に従わなければなりません。
上司としては部下を威圧することで自分の望むように動かすことができると勘違いしてしまうのです。
高圧的・威圧的な上司への対処法
それでは、高圧的・威圧的な上司に遭遇した場合に
- 上手に立ち回る
- 標的にされない
方法についてお伝えしていきます。
周囲に相談し見方をつける
とにかく1対1の関係を作らないことが肝心です。
「上司」対「部下」の1対1では部下は上司に勝ち目がないです。
同じように高圧的な上司に嫌悪感を持つ人を見つけ、味方につけておきましょう。
自分と考えていることが同じ人が居るのなら、いざとなった時に「数の力」で戦うことができます。
また、相談できる味方が居れば、
上司への接し方を一緒に考えることができます。
結果として、地雷を踏むリスクを減らすこともできるでしょう。
極度に気にしすぎない
高圧的・威圧的な上司はやはり、
- 言い方がきつい
- 人として接してくれない
などと、部下としては自身を消失させる言動が多いでしょう。
ですが、そこで過剰に気にしすぎてしまうと負のスパイラルに陥ってしまう可能性が高いです。
例えば、高圧的な上司の言葉は次のようにきつい言葉が多いかもしれません。
センス無いな!
全部やり直しだ!
使えねぇな!
1つ1つの言葉を見ると落ち込んでしまいますよね。
ですが、
『やり方を見直そう』
『ダメだったところを修正しよう』
などと前向きに考えれば良いのです。
「高圧的な上司の言葉は極端すぎるだけ」ということを覚えておきましょう。
反抗しない
絶対にやってはいけないことは、
高圧的な上司の言動に頭にきて、上司と同じように暴言を吐くなど反抗的な態度を取ることです。
悔しいかもしれませんが、相手はあくまでもあなたを管理する側の人間です。
あなたが高圧的な上司に対抗して対応することで、上司の態度もエスカレートしてしまうでしょうし、ますますあなた自身の立場が弱くなってしまいます。
そうした状況に陥らないためにも、あくまで冷静に対処することを心掛けましょう。
高圧的な上司の言動は、基本的に受け流すスタイルに徹しましょう。
高圧的・威圧的な上司の標的にされやすい人の特徴
高圧的・威圧的な上司の標的にされないためには、「標的にされやすい人の特徴」を理解しておくことも重要です。
これから紹介する特徴を反面教師として心掛けてみてはいかがでしょうか。
「でも」「だって」が口癖
素直じゃない人は高圧的な上司の標的になりやすいです。
これまでご説明してきたとおり、高圧的な上司には、
自分の思い通りに部下をコントロール(支配)したい
という思いが根底にあります。
そんな上司の考えていることを理解せず、
- 上司の言うことに対して口ごたえする
- 自分の意見を押し通そうとする
ことは避けましょう。
上司の気分を逆撫でしてしまいます。
あなたをコントロールするためにより一層高圧的な態度を取るようになってしまうこと間違いなしです。
空気が読めない
高圧的な上司は自分の思い通りに全てを動かしたいと考えています。
ですから、上司のとって嫌なタイミングで別の仕事の話を持ってこられることを嫌います。
とにかく空気を読みましょう。
上司の次の時間の予定は何か?上司が今考えていることは何か?
アンテナを高く持つことで、上司がウェルカムな時に話をすることを心掛けるのです。
その自信がないのであれば、あらかじめ上司のスケジュールを押さえておくようにしましょう。
そうすればさすがの上司もあなたとの予定を見越してスケジュールを組んでくれるはずです。
話が簡潔でなくまとまりがない
上司は基本的に様々な仕事の案件を抱えています。
したがって、部下一人ひとりのお悩み相談に応えている暇はありません。
- 話が長い
- 上司に何をしてほしいのかが不明確
- 話がまとまっていない
というのは御法度です。
上司に話をするときは
- 結論ファースト
- 上司にしてほしいことを明確に
- 文字で伝えるなど簡潔に
といった点を意識することで、高圧的な上司の標的になることを回避することができるでしょう。
高圧的・威圧的な上司が変わる可能性は限りなく低い
ここまで説明してきたとおり、
上司が高圧的・威圧的な態度を取るのには様々な理由があり、部下としては運が悪かったと割り切り、上手に乗り切るしかありません。
ですが、次のような場合は今の上司から離れた方が良いと思いますので、転職を検討してはいかがでしょうか。
- 高圧的な上司から標的にされている
- 味方になってくれる人が居ない
- メンタルを壊してしまいそう
とはいってもいきなり転職を考えるのはなぁ
今すぐに会社を辞めるつもりがなくても、
いざという時のために準備だけはしておくことのは大切。
まさに、「備えあれば憂いなし」です。
準備といっても簡単です。
どのような求人情報が世の中にあるのかを把握しておくことだけ。
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以上、高圧的・威圧的な態度を取る上司は長い会社生活の中でいつかは当たってしまうのではないでしょうか。
その時にはあまり深く考えたり気にしすぎたりせず、部下として上手に立ち回ることができれば良いですね。